地獄の樹/Tree of Perdition
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*ライフの総量とタフネスを交換する効果に関するルールは[[解放の樹/Tree of Redemption]]を参照。 | *ライフの総量とタフネスを交換する効果に関するルールは[[解放の樹/Tree of Redemption]]を参照。 |
2025年1月6日 (月) 11:15時点における最新版
クリーチャー — 植物(Plant)
防衛
(T):対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーのライフの総量と地獄の樹のタフネスを交換する。
ライフの交換先が対戦相手になった解放の樹/Tree of Redemption。
解放の樹と比べると逆に高いタフネスがネックであり、単体で使用しても効率の悪いダメージ源にしかならないため、やはりコンボが主眼となるだろう。スタンダードで同居するカードに限定しても、蛙変化/Turn to Frogや魂分離機/Soul Separatorなどタフネスを下げる手段と併用すれば相手のライフを一気に削ることができ、穢れた療法/Tainted Remedyと組めば能力起動のたびにじわじわとライフを責めることができ、十三恐怖症/Triskaidekaphobiaと併用すれば即座に相手の敗北条件を満たすことができる。能力よりもタフネスの高さに着目し突撃陣形/Assault Formationで巨大なアタッカーとして運用することも考えられる。
特殊な能力がゆえに替えとなるコンボパーツにも恵まれず、4マナというそこそこの重さもあいまって実用的なデッキの構築難度は高かったが、後年に起動型能力だけを切り出し付与できるアガサの魂の大釜/Agatha's Soul Cauldronが登場し、低タフネスのクリーチャーをタップして相手のライフをごっそり削れるようになった。このカード自体を場に出さずとも墓地に落とすだけでコンボの布石となるためテンポロスの問題も解消され、残ったライフのカット手段や墓地肥やしに長けている赤や黒絡みのデッキで用いやすい。
パイオニアでは黒赤のラクドス・ミッドレンジがメタゲーム内に存在し、これにアガサの魂の大釜やヴォルダーレンの興奮探し/Voldaren Thrillseekerといったコンボパーツともども採用した地獄の樹デッキが成立している。
- ライフの総量とタフネスを交換する効果に関するルールは解放の樹/Tree of Redemptionを参照。
- ジャンプスタート2022にて、アニメ版アートのカードとして再録。フレイバーテキストには防護の太枝/Sheltering Boughsなどのフレイバーテキストに登場したマレル/Marelが再登場しているが、イラストに描かれたロリータファッションの少女がマレル本人かは不明。イラストを手掛けたのは結暉ゆち。
「樹は尊敬し、守らなければならないわ……この樹以外は、ね。」― ドーンハルトの魔女、マレル(出典:ジャンプスタート2022版)
[編集] 参考
- Eldritch Perfect, Part 2/異界の完成 その2(Daily MTG、Making Magic、文:Mark Rosewater、訳:米村薫)
- カード個別評価:異界月 - 神話レア
- カード個別評価:ジャンプスタート2022 - 神話レア
- カード個別評価:イニストラードを覆う影リマスター - レア