大群への給餌/Feed the Swarm

提供：MTG Wiki

2020年10月11日 (日) 07:06時点における版 (編集) Werebear (トーク | 投稿記録) ←古い編集		2024年10月31日 (木) 19:04時点における最新版 (編集) (取り消し) ブラー (トーク | 投稿記録)
（8人の利用者による、間の10版が非表示）
1行：		1行：
	{{#card:Feed the Swarm}}		{{#card:Feed the Swarm}}
−	[[黒]]の除去呪文。黒をエンチャント除去の3種色/Tertiaryへと変更するために試験的に刷られてきたカード群のひとつ。	+	[[マナ総量]]分の[[ライフ]]と引き換えに[[クリーチャー]]か[[エンチャント]]を[[除去]]できる[[ソーサリー]]。
−	[[白]]や[[緑]]と違い、黒がエンチャントに触れるためには制限がつく。このカードの場合は対戦相手のコントロールするエンチャントのみで自分のコントロール下にあるエンチャントには触れない。	+	[[苦境のぬかるみ/Mire in Misery]]・[[ファリカの献杯/Pharika's Libation]]に続く[[黒]]のエンチャント除去[[呪文]]の系譜としては、初めて[[対象]]を選ぶことができる。これまでエンチャント除去を担ってきた[[白]]と[[緑]]が共にクリーチャーを直接除去できない色であるため比較対象は少ないが、[[屈辱/Mortify]]の[[単色]][[軽量]]版と見れば妥当なバランスか。とはいえ既存の黒単色のカードと同様に自分の[[裏切る恵み/Treacherous Blessing]]のような[[ペナルティ能力|ペナルティ]]付きエンチャントを始末できないのは変わらず。
−	これは、黒には[悪魔の契約/Demonic Pact]のように、デメリットと引き換えにメリットを得るエンチャントが存在し、それらを容易く除去できないようにするためのもの。	+
−	更にライフルーズというおまけつきである。	+
−	点数で見たマナコストが同じ白の[解呪]や緑の[帰化]等と比べると一見デメリットが大きすぎるようにも見えるが、[[クリーチャー]]も除去できるため、一概に他色に比べて劣っているとも言えない。	+	[[ゼンディカーの夜明け]]登場時点の[[スタンダード]]では[[軽い|軽量]]エンチャント除去として[[解呪/Disenchant]]や[[萎れ/Wilt]]があり、白か緑を含まないデッキで対処必須な[[エンチャント]]も目立たないためその真価が問われるのはまだ先になりそうである。
−	もっとも、上述のようにこのカードも試験的に作られたものであり、[[ゼンディカーの夜明け]]以降の黒のエンチャント除去のスタンダードになるかどうかは未知数。	+	[[リミテッド]]では軽量で対象が限定されず、[[フェリダーの撤退/Felidar Retreat]]や[[ドレイクの休息地/Roost of Drakes]]などの危険なエンチャント対策にもなる優秀な除去。とはいえこれだけで対処しているとライフをどんどん失ってじり貧になるので、[[命取りの協力/Deadly Alliance]]や[[弱者成敗/Vanquish the Weak]]など他の除去も散らしたい。
		+
		+	[[黒]]の数少ないエンチャント対処手段として、[[統率者戦用セット]]の[[構築済みデッキ]]では多用されている。
	==参考==		==参考==
	*[[カード個別評価：ゼンディカーの夜明け]] - [[コモン]]		*[[カード個別評価：ゼンディカーの夜明け]] - [[コモン]]
		+	*[[カード個別評価：ファウンデーションズ]] - [[アンコモン]] (Starter Collection)
		+	*[[カード個別評価：統率者マスターズ]] - [[コモン]]
		+	*[[カード個別評価：Jumpstart: Historic Horizons]] - [[コモン]]

---

2024年10月31日 (木) 19:04時点における最新版

マナ総量分のライフと引き換えにクリーチャーかエンチャントを除去できるソーサリー。

苦境のぬかるみ/Mire in Misery・ファリカの献杯/Pharika's Libationに続く黒のエンチャント除去呪文の系譜としては、初めて対象を選ぶことができる。これまでエンチャント除去を担ってきた白と緑が共にクリーチャーを直接除去できない色であるため比較対象は少ないが、屈辱/Mortifyの単色軽量版と見れば妥当なバランスか。とはいえ既存の黒単色のカードと同様に自分の裏切る恵み/Treacherous Blessingのようなペナルティ付きエンチャントを始末できないのは変わらず。

ゼンディカーの夜明け登場時点のスタンダードでは軽量エンチャント除去として解呪/Disenchantや萎れ/Wiltがあり、白か緑を含まないデッキで対処必須なエンチャントも目立たないためその真価が問われるのはまだ先になりそうである。

リミテッドでは軽量で対象が限定されず、フェリダーの撤退/Felidar Retreatやドレイクの休息地/Roost of Drakesなどの危険なエンチャント対策にもなる優秀な除去。とはいえこれだけで対処しているとライフをどんどん失ってじり貧になるので、命取りの協力/Deadly Allianceや弱者成敗/Vanquish the Weakなど他の除去も散らしたい。

黒の数少ないエンチャント対処手段として、統率者戦用セットの構築済みデッキでは多用されている。

[編集] 参考

• カード個別評価：ゼンディカーの夜明け - コモン
• カード個別評価：ファウンデーションズ - アンコモン (Starter Collection)
• カード個別評価：統率者マスターズ - コモン
• カード個別評価：Jumpstart: Historic Horizons - コモン