同盟者

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全[[色]]と[[無色]]の[[アーティファクト・クリーチャー]]に存在する。
 
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ゼンディカー・ブロックの同盟者は「冒険者らがパーティを組んで協力する」というイメージに沿ってデザインされており、いずれの同盟者も[[コントローラー]]が同じ同盟者が[[戦場に出る]]事で[[誘発]]したり、同盟者を参照する[[能力]]を持つ([[バニラ]]である[[石造りのピューマ/Stonework Puma]]を除く)。戦乱のゼンディカー・ブロックの同盟者は「エルドラージの脅威に立ち向かう人々」全般を描いているため、ゼンディカー・ブロックのものとは異なり全ての同盟者が同盟者関連の能力を持つわけではない。しかし、同盟者同士で協力するデザインは変わっておらず、専用の[[能力語]]である[[結集]]と[[盟友]]が登場している。
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ゼンディカー・ブロックの同盟者は「冒険者らがパーティーを組んで協力する」というイメージに沿ってデザインされており、いずれの同盟者も[[コントローラー]]が同じ同盟者が[[戦場に出る]]事で[[誘発]]したり、同盟者を参照する[[能力]]を持つ([[バニラ]]である[[石造りのピューマ/Stonework Puma]]を除く)。戦乱のゼンディカー・ブロックの同盟者は「エルドラージの脅威に立ち向かう人々」全般を描いているため、ゼンディカー・ブロックのものとは異なり全ての同盟者が同盟者関連の能力を持つわけではない。しかし、同盟者同士で協力するデザインは変わっておらず、専用の[[能力語]]である[[結集]]と[[盟友]]が登場している。
  
[[クリーチャー]]以外の[[部族カード]]は、同盟者を[[リアニメイト]]する[[墓所からの行進/March from the Tomb]]、同盟者用の[[土地]]である[[同盟者の宿営地/Ally Encampment]]が存在する。
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[[機械兵団の進軍統率者デッキ]]では、[[壊れた光輪、カスラ/Kasla, the Broken Halo]]として1枚だけ登場している。これも背景設定上はゼンディカーのキャラクターである。
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[[クリーチャー]]以外の[[タイプ的カード]]は、同盟者を[[リアニメイト]]する[[墓所からの行進/March from the Tomb]]、同盟者用の[[土地]]である[[同盟者の宿営地/Ally Encampment]]が存在する。
  
 
同盟者・[[トークン]]を出すカードは複数存在し、トークンの種類も複数存在している。(→[[トークン一覧]])
 
同盟者・[[トークン]]を出すカードは複数存在し、トークンの種類も複数存在している。(→[[トークン一覧]])
  
[[伝説の]]同盟者は[[統率者2016]]現在8枚存在する([http://whisper.wisdom-guild.net/search.php?supertype%5B%5D=legendary&subtype%5B%5D=Ally 「伝説の(Legendary)・同盟者(Ally)」でWHISPER検索])。
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[[伝説の]]同盟者は[[機械兵団の進軍統率者デッキ]]現在9枚存在する([http://whisper.wisdom-guild.net/search.php?supertype%5B%5D=legendary&subtype%5B%5D=Ally 「伝説の(Legendary)・同盟者(Ally)」でWHISPER検索])。
  
*同盟者に変化するカードに、[[ゼンディカーの同盟者、ギデオン/Gideon, Ally of Zendikar]]がある。  
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*同盟者に変化するカードに、[[ゼンディカーの同盟者、ギデオン/Gideon, Ally of Zendikar]]がある。
*デザイン当初は、「冒険者/Adventurer」という名前の[[キーワード能力]]だったようだが、現在のような形の能力に落ち着いた結果、クリーチャー・タイプに移されることになった。その際に、[[タイプ行]]の(英単語の)字数削減のために「同盟者/Ally」に変更された([http://archive.wizards.com/Magic/magazine/article.aspx?x=mtg/daily/mm/56 参考]/[http://archive.mtg-jp.com/reading/translated/001281/ 翻訳])。
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==開発秘話==
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*デザイン当初は、「冒険者/Adventurer」という名前の[[キーワード能力]]だったようだが、現在のような形の能力に落ち着いた結果、クリーチャー・タイプに移されることになった。その際に、[[タイプ行]]の(英単語の)字数削減のために「同盟者/Ally」に変更された<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/achieving-zendikar-part-ii-2009-09-14 Achieving Zendikar, Part II ]/[https://web.archive.org/web/20180127165705/http://archive.mtg-jp.com/reading/translated/001281/ やるぜゼンディカー その2(WebArchive)]([[Making Magic]] [[2009年]]9月14日)</ref>。
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*[[ゼンディカーの夜明け]]では冒険者要素の後継として[[パーティー]]が登場。[[展望デザイン・チーム|展望デザイン]]中はパーティーを構成するクリーチャー・タイプのクリーチャーは同時に同盟者でもあり過去のカードと[[シナジー]]を持たせる予定だったが、タイプ行を圧迫することから削られ[[団結の標、タズリ/Tazri, Beacon of Unity]]で参照されるのみに留まった<ref>[https://mtg-jp.com/reading/mm/0034298/ 『ゼンディカーの夜明け』の挑戦]([[Making Magic]] 2020年9月1日)</ref>。
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==ストーリー==
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ゼンディカーに収録された19枚には、[[Doug Beyer]]による公式記事<ref>[https://web.archive.org/web/20100113070853/http://wizards.com/Magic/magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/stf/63 Ally Cuisine (Internet Archive)](Savor the Flavor [[2009年]]11月4日 [[Doug Beyer]]著)</ref>にてそれぞれ「Profiles of Famous Allies(有名な同盟者のプロフィール)」が紹介された。
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*'''Father Rami''' - [[カビーラの福音者/Kabira Evangel]]
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*'''Assar Ihmad''' - [[カザンドゥの刃の達人/Kazandu Blademaster]]
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*'''Moliq''' - [[マキンディの盾の仲間/Makindi Shieldmate]]
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*'''Radrik''' - [[オンドゥの僧侶/Ondu Cleric]]
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**[[アイリ/Ayli]]の兄。
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*'''Vado Thal''' - [[海門の伝承師/Sea Gate Loremaster]]
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*'''Thairin''' - [[海景の曲芸士/Seascape Aerialist]]
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*'''Sharpwing''' - [[ウマーラの猛禽/Umara Raptor]]
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*'''Niobe''' - [[バーラ・ゲドの盗賊/Bala Ged Thief]]
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*'''Morodrath''' - [[ハグラの悪魔信者/Hagra Diabolist]]
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*'''Khalish''' - [[ニマーナの売剣/Nimana Sell-Sword]]
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*'''Dronn''' - [[高地の狂戦士/Highland Berserker]]
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*'''Thraur''' - [[カズールの大将軍/Kazuul Warlord]]
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*'''Scorcher''' - [[ムラーサの紅蓮術士/Murasa Pyromancer]]
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*'''Bindi, Paldi, and Zurdi''' - [[タクタクの唸り屋/Tuktuk Grunts]]
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*'''Nikou''' - [[ジョラーガの吟遊詩人/Joraga Bard]]
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*'''Yon Basrel''' - [[オラン=リーフの生き残り/Oran-Rief Survivalist]]
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*'''Elenar''' - [[タジュールの射手/Tajuru Archer]]
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*'''Zalek''' - [[変わり樹のレインジャー/Turntimber Ranger]]
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*'''"Tawny"''' - [[石造りのピューマ/Stonework Puma]]
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==脚注==
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<references />
  
 
==参考==
 
==参考==
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2024年6月30日 (日) 18:41時点における最新版

同盟者/Allyは、クリーチャー・タイプの1つ。


Oran-Rief Survivalist / オラン=リーフの生き残り (1)(緑)
クリーチャー — 人間(Human) 戦士(Warrior) 同盟者(Ally)

オラン=リーフの生き残りか他の同盟者(Ally)があなたのコントロール下で戦場に出るたび、あなたはオラン=リーフの生き残りの上に+1/+1カウンターを1個置いてもよい。

1/1


Sea Gate Loremaster / 海門の伝承師 (4)(青)
クリーチャー — マーフォーク(Merfolk) ウィザード(Wizard) 同盟者(Ally)

(T):あなたがコントロールする同盟者(Ally)1つにつきカードを1枚引く。

1/3


Munda, Ambush Leader / 待ち伏せ隊長、ムンダ (2)(赤)(白)
伝説のクリーチャー — コー(Kor) 同盟者(Ally)

速攻
結集 ― 待ち伏せ隊長、ムンダか他の同盟者(Ally)が1体あなたのコントロール下で戦場に出るたび、あなたはあなたのライブラリーの一番上から4枚のカードを見てもよい。そうしたなら、その中から同盟者カードを望む枚数公開し、それらのカードをあなたのライブラリーの一番上に望む順番で、残りを一番下に望む順番で置く。

3/4

ゼンディカー/Zendikarを舞台にしたゼンディカー・ブロックおよび戦乱のゼンディカー・ブロックにのみ登場する。ゼンディカー・ブロックの同盟者は「ゼンディカーの危険な大地や遺跡を探索する冒険者」を表し、戦乱のゼンディカー・ブロックの同盟者は「次元/Planeの危機たるエルドラージ/Eldraziに対抗するゼンディカー人」を表す。

無色アーティファクト・クリーチャーに存在する。

ゼンディカー・ブロックの同盟者は「冒険者らがパーティーを組んで協力する」というイメージに沿ってデザインされており、いずれの同盟者もコントローラーが同じ同盟者が戦場に出る事で誘発したり、同盟者を参照する能力を持つ(バニラである石造りのピューマ/Stonework Pumaを除く)。戦乱のゼンディカー・ブロックの同盟者は「エルドラージの脅威に立ち向かう人々」全般を描いているため、ゼンディカー・ブロックのものとは異なり全ての同盟者が同盟者関連の能力を持つわけではない。しかし、同盟者同士で協力するデザインは変わっておらず、専用の能力語である結集盟友が登場している。

機械兵団の進軍統率者デッキでは、壊れた光輪、カスラ/Kasla, the Broken Haloとして1枚だけ登場している。これも背景設定上はゼンディカーのキャラクターである。

クリーチャー以外のタイプ的カードは、同盟者をリアニメイトする墓所からの行進/March from the Tomb、同盟者用の土地である同盟者の宿営地/Ally Encampmentが存在する。

同盟者・トークンを出すカードは複数存在し、トークンの種類も複数存在している。(→トークン一覧

伝説の同盟者は機械兵団の進軍統率者デッキ現在9枚存在する(「伝説の(Legendary)・同盟者(Ally)」でWHISPER検索)。

[編集] 開発秘話

[編集] ストーリー

ゼンディカーに収録された19枚には、Doug Beyerによる公式記事[3]にてそれぞれ「Profiles of Famous Allies(有名な同盟者のプロフィール)」が紹介された。

[編集] 脚注

  1. Achieving Zendikar, Part II /やるぜゼンディカー その2(WebArchive)(Making Magic 2009年9月14日)
  2. 『ゼンディカーの夜明け』の挑戦(Making Magic 2020年9月1日)
  3. Ally Cuisine (Internet Archive)(Savor the Flavor 2009年11月4日 Doug Beyer著)

[編集] 参考

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