無駄省き
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2024年5月17日 (金) 23:37時点における最新版
無駄省き(Waste Not)は、無駄省き/Waste Notをキーカードとした黒単色のコントロールデッキ。主にパイオニア環境に存在する。
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[編集] 解説
エンチャント
対戦相手1人がクリーチャー・カードを1枚捨てるたび、黒の2/2のゾンビ(Zombie)・クリーチャー・トークンを1体生成する。
対戦相手1人が土地カードを1枚捨てるたび、(黒)(黒)を加える。
対戦相手1人がクリーチャーでも土地でもないカードを1枚捨てるたび、カードを1枚引く。
伝説のクリーチャー — ファイレクシアン(Phyrexian) 法務官(Praetor)
接死
あなたがカード1枚を引くたび、あなたは2点のライフを得る。
対戦相手1人がカード1枚を引くたび、そのプレイヤーは2点のライフを失う。
無駄省き/Waste Notを設置した後、手札破壊カードを使うことで相手のリソースを奪いながら無駄省きの能力を誘発させアドバンテージを得ていく。手札が無くなった相手にはガイアー岬の療養所/Geier Reach Sanitariumにより強制的に無駄省きを機能させつつ、黙示録、シェオルドレッド/Sheoldred, the Apocalypseの能力や生成したゾンビ・トークンでトドメを刺す。
無駄省き自体はパイオニアというフォーマットの制定時点から存在したカードであったが、このデッキがトーナメントシーンで注目されるようになったのは2024年春、プロツアー『カルロフ邸殺人事件』の直後からである。同大会で活躍したイゼット・フェニックスに対してはメインデッキからアンチカードの真っ白/Go Blankを使えるうえ、無駄省きが相手のルーターへの牽制となるため相性が良い。また、同様に活躍したラクドス吸血鬼に対しても血管切り裂き魔/Vein Ripperをヴェールのリリアナ/Liliana of the Veilなどの布告で無理なく除去できる点が注目されている[1]。
伝説のクリーチャー — 人間(Human) 邪術師(Warlock)
あなたが悪事を働くたび、あなたの墓地にある黒のカード最大1枚を対象とする。それを追放し、コピーする。そのコピーを唱えてもよい。そうしたなら、あなたは2点のライフを失う。(悪事を働くとは、対戦相手や対戦相手がコントロールしているものや対戦相手の墓地にあるカードを対象とすることである。パーマネント呪文のコピーはトークンになる。)
3/3クリーチャー — オーガ(Ogre) ならず者(Rogue) 探偵(Detective)
敵意ある調査員が戦場に出たとき、対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーはカード1枚を捨てる。
1人以上のプレイヤーが1枚以上のカードを捨てるたび、あなたは調査を行う。この能力は、毎ターン1回しか誘発しない。(手掛かり(Clue)トークン1つを生成する。それは「(2),このアーティファクトを生け贄に捧げる:カード1枚を引く。」を持つアーティファクトである。)
サンダー・ジャンクションの無法者参入後は手札破壊カードからさらなるアドバンテージを得られる懲罰者、ケアヴェク/Kaervek, the Punisherや敵意ある調査員/Hostile Investigatorの登場で強化された。
[編集] サンプルリスト
[編集] 脚注
- ↑ Metagame Mentor: The Pioneer Decks to Defeat at April 2024 RCQs(magic.gg 2024年4月5日 Frank Karsten著)
- ↑ 第14期パイオニア神決定戦カバレージ(晴れる屋、2024年5月4日)