枝細工下げの古老/Wickerbough Elder
提供:MTG Wiki
(版間での差分)
(整理&追記) |
|||
(6人の利用者による、間の6版が非表示) | |||
1行: | 1行: | ||
{{#card:Wickerbough Elder}} | {{#card:Wickerbough Elder}} | ||
− | |||
− | + | [[帰化/Naturalize]]を[[内蔵]]した[[ツリーフォーク]]。[[戦場に出る|戦場に出た]]時点では4[[マナ]]3/3、[[能力]]を[[起動]]すると4マナ4/4相当になる。 | |
+ | |||
+ | [[シャドウムーア・ブロック]]の[[環境]]の[[リミテッド]]では、[[エンドカード]]級の[[オーラ]]が多数存在するので[[デッキ]]に1枚は欲しい所。もし能力を起動できなくても、4マナ3/3の時点で及第点である。[[シングルシンボル]]なので扱いやすいのも利点。 | ||
+ | |||
+ | [[構築]]でも環境に[[苦花/Bitterblossom]]や[[ロクソドンの戦槌/Loxodon Warhammer]]など厄介なものは多いが、計5マナかかることを考えると対策としては遅い。単純な戦力としては同じ4マナ域の[[カメレオンの巨像/Chameleon Colossus]]に大きく見劣りすることもマイナス。ただし、[[適者生存/Survival of the Fittest]]や[[ツリーフォークの先触れ/Treefolk Harbinger]]などで[[サーチ]]可能な帰化として採用されることはあった。 | ||
+ | |||
+ | *戦場に出てすぐに能力を起動すると、丁度[[色拘束]]の強くなった[[踏み吠えインドリク/Indrik Stomphowler]]のような感じである。 | ||
− | |||
==ストーリー== | ==ストーリー== | ||
− | '''枝細工下げの古老'''/''Wickerbough Elder''は[[カカシ]]の死骸を帽子代わりに大枝から吊り下げた[[ツリーフォーク]]の長老({{ | + | '''枝細工下げの古老'''/''Wickerbough Elder''は[[カカシ]]の死骸を帽子代わりに大枝から吊り下げた[[ツリーフォーク]]の長老({{Gatherer|id=181068}})。「Wickerbough」は「wicker(枝編み細工、柳細工)」+「bough(大枝)」の造語で、カカシを細工物に見立てている。 |
*「mockery」は「まがい物」の意味であるが「make a mockery of~」で「~をまがい物扱いする→~をあざ笑う」となる。[[フレイバー・テキスト]]の「生けるカカシ/Living scarecrows」は確かに「自然界の秩序の中ではまがい物といえる存在」なのだが、「カカシ=まがい物」ではなく「(カカシは)自然界の秩序をあざ笑う」と読む方がより正確といえる。 | *「mockery」は「まがい物」の意味であるが「make a mockery of~」で「~をまがい物扱いする→~をあざ笑う」となる。[[フレイバー・テキスト]]の「生けるカカシ/Living scarecrows」は確かに「自然界の秩序の中ではまがい物といえる存在」なのだが、「カカシ=まがい物」ではなく「(カカシは)自然界の秩序をあざ笑う」と読む方がより正確といえる。 | ||
+ | |||
+ | {{フレイバーテキスト|「生けるカカシは自然の秩序のまがい物じゃ。 死んだやつならいい帽子になるじゃろ。」|}} | ||
+ | |||
==参考== | ==参考== | ||
*[[カード個別評価:イーブンタイド]] - [[コモン]] | *[[カード個別評価:イーブンタイド]] - [[コモン]] | ||
+ | *[[カード個別評価:アルティメットマスターズ]] - [[コモン]] |
2024年4月10日 (水) 02:26時点における最新版
Wickerbough Elder / 枝細工下げの古老 (3)(緑)
クリーチャー — ツリーフォーク(Treefolk) シャーマン(Shaman)
クリーチャー — ツリーフォーク(Treefolk) シャーマン(Shaman)
枝細工下げの古老は、その上に-1/-1カウンターが1個置かれた状態で戦場に出る。
(緑),枝細工下げの古老から-1/-1カウンターを1個取り除く:アーティファクト1つかエンチャント1つを対象とし、それを破壊する。
帰化/Naturalizeを内蔵したツリーフォーク。戦場に出た時点では4マナ3/3、能力を起動すると4マナ4/4相当になる。
シャドウムーア・ブロックの環境のリミテッドでは、エンドカード級のオーラが多数存在するのでデッキに1枚は欲しい所。もし能力を起動できなくても、4マナ3/3の時点で及第点である。シングルシンボルなので扱いやすいのも利点。
構築でも環境に苦花/Bitterblossomやロクソドンの戦槌/Loxodon Warhammerなど厄介なものは多いが、計5マナかかることを考えると対策としては遅い。単純な戦力としては同じ4マナ域のカメレオンの巨像/Chameleon Colossusに大きく見劣りすることもマイナス。ただし、適者生存/Survival of the Fittestやツリーフォークの先触れ/Treefolk Harbingerなどでサーチ可能な帰化として採用されることはあった。
- 戦場に出てすぐに能力を起動すると、丁度色拘束の強くなった踏み吠えインドリク/Indrik Stomphowlerのような感じである。
[編集] ストーリー
枝細工下げの古老/Wickerbough Elderはカカシの死骸を帽子代わりに大枝から吊り下げたツリーフォークの長老(イラスト)。「Wickerbough」は「wicker(枝編み細工、柳細工)」+「bough(大枝)」の造語で、カカシを細工物に見立てている。
- 「mockery」は「まがい物」の意味であるが「make a mockery of~」で「~をまがい物扱いする→~をあざ笑う」となる。フレイバー・テキストの「生けるカカシ/Living scarecrows」は確かに「自然界の秩序の中ではまがい物といえる存在」なのだが、「カカシ=まがい物」ではなく「(カカシは)自然界の秩序をあざ笑う」と読む方がより正確といえる。
「生けるカカシは自然の秩序のまがい物じゃ。 死んだやつならいい帽子になるじゃろ。」