ヴァンガード
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2023年4月14日 (金) 15:53時点における最新版
ヴァンガード/Vanguardは、カード・タイプの一つ。カジュアル変種ルールのヴァンガード戦専用のカード・タイプ。
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[編集] 解説
ヴァンガード・カードは通常のカードの倍の大きさとなっており、定形外のマジックのカードである。特性として能力を持つほか、手札補正子とライフ補正子も持つ。サブタイプは持たない。
後にMagic Onlineにおいても同様のルールに則ったMagic Online Vanguardが多数作られている。詳細はそちらのページを参照。
各ヴァンガード・カードの特性はカード個別評価:Vanguardおよびカード個別評価:Magic Online Vanguardを参照。なお、画像はGathererで見ることができる。
- ヴァンガード・カードはある意味で統率者、力線、相棒などの先駆け的存在と言える。
- カードは全てストーリー上のキャラクターであり、多くはそのキャラクターを反映した能力なので、キャラになりきってゲームができる。また、当時はプレインズウォーカー・カードが存在しなかったため、カード化されたプレインズウォーカー/Planeswalkerを手にできるという点で貴重なカードだった。
- 元々は海外のアリーナ・リーグ加盟店と参加者を増やすための褒賞として企画されており、実際に配布期間中は加盟店が増加している。そのためヴァンガード・カードが配布されている期間は、アリーナ・リーグプロモの新規作成と配布は行われなかった。
[編集] シリーズ
ヴァンガードは基本的にアリーナ・リーグの褒賞であり、時期によって貰えるカードのシリーズが異なっていた。
現在まで(Magic Onlineを除いて)32種類のヴァンガードが登場している。日本語版は存在しないが、国内でもイベントなどで英語版のヴァンガードが配布されたことがある。ただ、そもそも流通量が少ないこともあり、現在ではやや入手困難。
[編集] アリーナ・リーグ
シリーズ1 (1997年後半) |
シリーズ2 (1998年前半) |
シリーズ3 (1998年後半) |
シリーズ4 (1999年前半) |
---|---|---|---|
Ertai | Barrin | Eladamri | Ashnod |
Gerrard | Crovax | Lyna | Gix |
Karn | Greven il-Vec | Multani | Mishra |
Maraxus | Hanna | Oracle | Serra |
Mirri | Orim | Rofellos | Tawnos |
Sisay | Selenia | Sidar Kondo | Titania |
Squee | Starke | Sliver Queen, Brood Mother | Urza |
Tahngarth | Volrath | Takara | Xantcha |
- シリーズ1のカードはヴァンガードギフトボックスに全て封入されており、購入する事で一揃い入手することができた。このボックスは日本でも発売されている。
[編集] Duelist付録
以下の4枚はDuelist誌の付録にもなっている。
- Duelist 19号 - シリーズ1 Gerrard
- Duelist 33号 - シリーズ3 Multani
- Duelist 37号 - シリーズ4 Urza
- Duelist 47号 - シリーズ4 Mishra
[編集] 参考
引用:総合ルール 20231117.0
- 3 カード・タイプ
- 313 ヴァンガード
- 313.1 ヴァンガードは、定形外のマジックのカードにのみ存在するカード・タイプである。ヴァンガード戦カジュアル変種ルールでのみ、ヴァンガード・カードを用いる。rule 902〔ヴァンガード戦〕参照。
- 313.2 ヴァンガード・カードはゲームの間、統率領域にあり続ける。それらはパーマネントではなく、唱えられることもない。ヴァンガード・カードが統率領域を離れる場合、それは統率領域にあり続ける。
- 313.3 ヴァンガード・カードにはサブタイプは存在しない。
- 313.4 ヴァンガード・カードには常在型能力、誘発型能力、起動型能力が存在しうる。ヴァンガード・カードが統率領域にある限り、その常在型能力はゲームに影響を及ぼし、誘発型能力は誘発でき、起動型能力は起動されうる。
- 313.5 ヴァンガード・カードのオーナーはそれを統率領域においてゲームを始めたプレイヤーである。オモテ向きのヴァンガード・カードのコントローラーは、そのオーナーである。
- 313.6 ヴァンガード・カードの左下角に、手札補正子が記されている。プラス、マイナス、または0のいずれかの数である。この補正子は、ヴァンガード・カードのオーナーの初期手札枚数と手札の最大枚数(通常7枚)に適用される。その結果の数が、ゲームの開始時に引く枚数、ならびに手札の最大枚数となる。rule 103.5 参照。
- 313.7 ヴァンガード・カードの右下角に、ライフ補正子が記されている。プラス、マイナス、または0のいずれかの数である。この補正子は、ヴァンガード・カードのオーナーの初期ライフ総量(通常20点)の決定に際して適用される。rule 103.4 参照。
- 313 ヴァンガード