ハーフデッキ

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'''ハーフデッキ'''とは、
 
'''ハーフデッキ'''とは、
#通常の半分の枚数で[[構築]]された[[デッキ]]のこと(Half Deck)。[[MTG]]の場合、60枚で構築される通常のデッキに対して、その半分である30枚で構築すればハーフデッキと呼ぶことができる。
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#通常の半分の枚数で[[構築]]された[[デッキ]]のこと(Half Deck)。[[マジック:ザ・ギャザリング|マジック]]の場合、60枚で構築される通常のデッキに対して、その半分である30枚で構築すればハーフデッキと呼ぶことができる。
 
#1.を封入した商品名や、それを使用した遊び方のこと。MTGにおいても[[ハウスルール]]等により、半分の枚数で構築したデッキで対戦する場合がある。
 
#1.を封入した商品名や、それを使用した遊び方のこと。MTGにおいても[[ハウスルール]]等により、半分の枚数で構築したデッキで対戦する場合がある。
 
#販売店舗や団体に配布される、ティーチング用に構築された30枚の[[構築済みデッキ]]のこと。本項で解説する。
 
#販売店舗や団体に配布される、ティーチング用に構築された30枚の[[構築済みデッキ]]のこと。本項で解説する。
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基本セットごとに各色1つずつ、計5種の単色デッキが存在する。[[色の役割|色ごとの特徴や役割]]を学習するのに向いており、2つのハーフデッキを組み合わせて1つの60枚デッキとして使用する遊び方もできる。それをベースにしてデッキを強化していくのにも適している。
 
基本セットごとに各色1つずつ、計5種の単色デッキが存在する。[[色の役割|色ごとの特徴や役割]]を学習するのに向いており、2つのハーフデッキを組み合わせて1つの60枚デッキとして使用する遊び方もできる。それをベースにしてデッキを強化していくのにも適している。
  
*パッケージ・[[絵|イラスト]]は、その基本セットにおける、各[[色]]を象徴する[[プレインズウォーカー/Planeswalker|プレインズウォーカー]]のイラストが使用されている。
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*パッケージ・イラストは、その基本セットにおける、各[[色]]を象徴する[[プレインズウォーカー/Planeswalker|プレインズウォーカー]]のイラストが使用されている。
 
*第10版バージョン、基本セット2011版、基本セット2012版には、各色2つずつ、計10種のデッキが存在する。<ref>[http://archive.mtg-jp.com/eventc/jpnats10/article/006524/ Photo Blog: M11最速お披露目!ハーフデッキの秘密]</ref>
 
*第10版バージョン、基本セット2011版、基本セット2012版には、各色2つずつ、計10種のデッキが存在する。<ref>[http://archive.mtg-jp.com/eventc/jpnats10/article/006524/ Photo Blog: M11最速お披露目!ハーフデッキの秘密]</ref>
 
*基本セット2014版までは該当セットの[[カード]]に加え、直近の[[ブロック (総称)|ブロック]]のカードも併せて封入されていた。
 
*基本セット2014版までは該当セットの[[カード]]に加え、直近の[[ブロック (総称)|ブロック]]のカードも併せて封入されていた。
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*その当時のスタンダードの[[フォーマット]]で使用可能なカードで構築されているが、あくまで入門用デッキであり競技マジックに堪えうる構築はされていない。特にレアカードが封入される場合は「初心者でないプレイヤーがデッキを独占しないように」という配慮により、魅力的だがトーナメントの中心にはならないカードが選ばれている。
 
*その当時のスタンダードの[[フォーマット]]で使用可能なカードで構築されているが、あくまで入門用デッキであり競技マジックに堪えうる構築はされていない。特にレアカードが封入される場合は「初心者でないプレイヤーがデッキを独占しないように」という配慮により、魅力的だがトーナメントの中心にはならないカードが選ばれている。
 
**ただし[[基本セット2013ハーフデッキ 黒のデッキ]]の[[吸血鬼の夜鷲/Vampire Nighthawk]]など、実戦レベルのカードが封入されているケースもある。
 
**ただし[[基本セット2013ハーフデッキ 黒のデッキ]]の[[吸血鬼の夜鷲/Vampire Nighthawk]]など、実戦レベルのカードが封入されているケースもある。
*リストを見てもらえば分かるように封入カードの[[レアリティ]]が年々ゴージャスになっている。
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*リストを見れば分かるように封入カードの[[レアリティ]]は年々グレードアップしている。
  
 
===ウェルカム・デッキ/Welcome Deck===
 
===ウェルカム・デッキ/Welcome Deck===
基本セットが廃止された後、'''[[ウェルカム・デッキ]]'''に名称変更して引き続き登場。<ref>[http://mtg-jp.com/publicity/0016677/ 2016年4月からの「ウェルカム・デッキ」 デッキリスト]</ref>
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マジック・オリジン以降に基本セットが廃止された後、'''[[ウェルカム・デッキ]]'''に名称変更して引き続き登場。<ref>[http://mtg-jp.com/publicity/0016677/ 2016年4月からの「ウェルカム・デッキ」 デッキリスト]</ref>
  
これに伴い、30枚のハーフデッキが2つ封入されるようになった。またカードセットの名称ではなく、年号を表記するようになった。
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これに伴い、30枚のハーフデッキが2つ封入されるようになった。
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[[2018年]]に基本セットが復活した以降も引き続きウェルカム・デッキが提供されている。
  
 
詳細は[[ウェルカム・デッキ]]を参照。
 
詳細は[[ウェルカム・デッキ]]を参照。

2019年2月6日 (水) 17:11時点における最新版

ハーフデッキとは、

  1. 通常の半分の枚数で構築されたデッキのこと(Half Deck)。マジックの場合、60枚で構築される通常のデッキに対して、その半分である30枚で構築すればハーフデッキと呼ぶことができる。
  2. 1.を封入した商品名や、それを使用した遊び方のこと。MTGにおいてもハウスルール等により、半分の枚数で構築したデッキで対戦する場合がある。
  3. 販売店舗や団体に配布される、ティーチング用に構築された30枚の構築済みデッキのこと。本項で解説する。

一般的なTCGでは、専ら1.や2.の意味で使用される。

目次

[編集] 解説

[編集] ハーフデッキ/Sample decks

ハーフデッキ/Sample decksとは、新しい基本セットが出るごとに毎年作成されていた、配布用の構築済みデッキの呼称。マジック初心者体験会ティーチングキャラバンといった様々なイベントやキャンペーン、あるいはカードショップで主に入門者を対象として無料で配布されている。構築済みデッキの一種ではあるものの、一般的な販売ルートに乗ることのない非売品である。

ハーフデッキ」は国内での呼び名であり、海外では"Sample Decks"と呼ばれている。[1]

30枚の構築済みデッキと、マジックのルールやゲームの進め方について簡単に説明したリーフレットが封入されている。

基本セットごとに各色1つずつ、計5種の単色デッキが存在する。色ごとの特徴や役割を学習するのに向いており、2つのハーフデッキを組み合わせて1つの60枚デッキとして使用する遊び方もできる。それをベースにしてデッキを強化していくのにも適している。

  • パッケージ・イラストは、その基本セットにおける、各を象徴するプレインズウォーカーのイラストが使用されている。
  • 第10版バージョン、基本セット2011版、基本セット2012版には、各色2つずつ、計10種のデッキが存在する。[2]
  • 基本セット2014版までは該当セットのカードに加え、直近のブロックのカードも併せて封入されていた。
  • 基本セット2015版、マジック・オリジン版では、ハーフデッキおよびデッキビルダーセットにのみ封入される「番外カード」が存在する。詳しくは該当ページを参照。
  • その当時のスタンダードのフォーマットで使用可能なカードで構築されているが、あくまで入門用デッキであり競技マジックに堪えうる構築はされていない。特にレアカードが封入される場合は「初心者でないプレイヤーがデッキを独占しないように」という配慮により、魅力的だがトーナメントの中心にはならないカードが選ばれている。
  • リストを見れば分かるように封入カードのレアリティは年々グレードアップしている。

[編集] ウェルカム・デッキ/Welcome Deck

マジック・オリジン以降に基本セットが廃止された後、ウェルカム・デッキに名称変更して引き続き登場。[3]

これに伴い、30枚のハーフデッキが2つ封入されるようになった。

2018年に基本セットが復活した以降も引き続きウェルカム・デッキが提供されている。

詳細はウェルカム・デッキを参照。

[編集] その他

  • マジックで遊んだことが無い入門者が気軽に手に取って体験できるように、ウィザーズ社から各店舗に完全に無料で支給されている。
    • いわゆる販促品であり、イメージとしては「試食品」「試供品」に近い。シーズンごとに一定数、というものではなく、在庫が切れたら追加発注もできる。
    • あくまで店頭での新規プレイヤー獲得を促進するための物品なので、ネットショップを開いているカードショップでも発送してもらうことはできない。
  • マジック初心者体験会ティーチングキャラバンに参加しないと貰えないと思われがちだが、これらのイベントが無い時でも無料で貰える。
    • 店舗によっては在庫が有り余っていて5色分まとめて貰えることもあるが、逆に十分な量を常備していないこともある。貰いに行く際は、在庫があるか事前に電話などで確認したほうがよいだろう。
  • カードパワーが抑えられているものの全体的にバランスよく仕上がっており、ハーフデッキ単品でも十分遊ぶことができる。
    • ハーフデッキの組み合わせだけで何通りも遊べるので、カードゲームにお小遣いを割けないキッズプレイヤーにはありがたい存在。
    • 1人回し用としても悪くない。除去パワーカードの枚数が限られている分、クリーチャー同士の戦闘コンバット・トリックの駆け引きが重要になるなどプレイ感覚がリミテッドに近く、プレイングを磨く練習ツールにもなる。
    • 所持しているデッキのフォーマットが噛み合わないプレイヤー同士でも気軽に遊べることも利点のひとつ。認定大会の待ち時間などで「たまたま居合わせた」プレイヤー同士でも楽しめる。
  • カードゲームを専門に扱うショップ以外でも、「ボードゲームカフェ(バー)」のようなお店で他の卓上ゲームに混じって用意されていることもある。

[編集] ハーフデッキ一覧

[編集] マジック・オリジン以降

ウェルカム・デッキを参照。

[編集] マジック・オリジン

マジック・オリジン収録カードのみで構築されている。アンコモン4枚、レア1枚。(番外カード一覧

[編集] 基本セット2015

基本セット2015収録カードのみで構築されている。アンコモン4枚、レア1枚。(番外カード一覧

[編集] 基本セット2014

基本セット2014のカードに加え、ラヴニカへの回帰ブロックのカードが採用されている。アンコモン4枚。

[編集] 基本セット2013

基本セット2013のカードに加え、イニストラード・ブロックのカードが採用されている。アンコモン3枚。

[編集] 基本セット2012

基本セット2012のカードに加え、ミラディンの傷跡ブロックのカードが採用されている。アンコモン4枚。

[編集] 基本セット2011

基本セット2011のカードに加え、ゼンディカー・ブロックのカードが採用されている。アンコモン4枚。

[編集] 第10版

第10版のカードに加え、ローウィン=シャドウムーア・ブロックのカードが採用されている。アンコモン2枚。

[編集] 関連リンク

  1. 『基本セット2015』 ハーフデッキ/Magic 2015 Sample Decks
  2. Photo Blog: M11最速お披露目!ハーフデッキの秘密
  3. 2016年4月からの「ウェルカム・デッキ」 デッキリスト

[編集] 参考

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