精神の占有/Psychic Possession
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2016年1月4日 (月) 14:11時点における版
Psychic Possession / 精神の占有 (2)(青)(青)
エンチャント — オーラ(Aura)
エンチャント — オーラ(Aura)
エンチャント(対戦相手)
あなたのドロー・ステップを飛ばす。
エンチャントされている対戦相手がカードを引くたび、あなたはカードを1枚引いてもよい。
銀枠以外では初の、プレイヤーにエンチャントするオーラ。ドロー・ステップを飛ばす代わりに、対戦相手がカードを引くたびにこちらもカードを引ける。
そのままではあまり意味がないが、対戦相手がドロー・ステップ以外に追加でカードを引くときに真価を発揮する。ドローを得意とする青や黒に対して張るだけでもそこそこ有効だが、知識の仲買人/Lore Brokerや映像のもつれ/Vision Skeinsなど、すべてのプレイヤーにカードを引かせるカードと組み合わせるとハンド・アドバンテージを稼げる。テフェリーの細工箱/Teferi's Puzzle Boxとのコンボは特に強力。
- エンチャント先が特異なので置き場所に悩む、ゲームのルールが面倒を見ない所で頭を使うカードでもある。ライブラリーそばは墓地とややこしくなり、プレイヤーを現す物としてライフカウンターそばだとライフ管理の邪魔をしてしまう可能性がある。素直に戦場の隅っこ辺りがいいかもしれない。
- 精神の眼/Mind's Eyeの亜種とも言える。
ルール
- これによりドロー・ステップが飛ばされるのは、精神の占有のコントローラーである。エンチャントされているプレイヤーではない。
- 同じ対戦相手に2枚エンチャントすれば、そのプレイヤーが1枚カードを引くたびに2枚引ける。
- カードを引くのは強制ではない。
- お互いにエンチャントし合うと、どちらかが止めない限り引き続けることができる。双方ドロー・ステップを飛ばされるので、ゲームが止まる可能性もある。
全体エンチャントとの違い
「わざわざこんなややこしい真似をしなくても全体エンチャントでよいのでは?」という意見もあるが、以下のような違いがある。
- 押収/Confiscateなどでコントロールを奪われた場合。コントローラー≠対戦相手になるので、エンチャント先不正で墓地に置かれる。
- 多人数戦において、唱える時に分流/Shuntなどによって対象を逸らされる可能性がある。
- セトの虎/Seht's Tigerなどで対戦相手がプロテクション(青)を得れば剥がされる。
- 三つの夢/Three Dreamsによるサーチ、オーラのナーリッド/Aura Gnarlidやコーの精霊の踊り手/Kor Spiritdancer等のオーラであることを参照するカードと相互作用を持つ。
難しいことを考えなくても、「対戦相手の精神に干渉する」イメージが非常にそれっぽい。