マーフォーク
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[[小型クリーチャー|小型]]が多く、[[アルファ]]から存在する由緒正しいタイプである。 | [[小型クリーチャー|小型]]が多く、[[アルファ]]から存在する由緒正しいタイプである。 | ||
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社会性を持ち、比較的温和な種族なのか彼らの統治する国は安定していることが多いようだ。 | 社会性を持ち、比較的温和な種族なのか彼らの統治する国は安定していることが多いようだ。 | ||
だが、その性情ゆえ[[オデッセイ]]期には[[セファリッド]]に支配されてしまっていた。 | だが、その性情ゆえ[[オデッセイ]]期には[[セファリッド]]に支配されてしまっていた。 | ||
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[[トーメント]]に収録された[[ラクァタス大使/Ambassador Laquatus]]を最後に新しい[[カード]]が作られず、[[部族]]がテーマである[[オンスロート・ブロック]]ではすっかり[[ウィザード]]にとってかわられてしまった。これは開発陣が、「マーフォークは[[マジック]]のイメージには合わない(陸上の生物が水中を生息圏としている生き物と戦うのがおかしい)」と考え、再びカードとして世に出ることはないとされていた。→[http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/daily/mr81 参考] | [[トーメント]]に収録された[[ラクァタス大使/Ambassador Laquatus]]を最後に新しい[[カード]]が作られず、[[部族]]がテーマである[[オンスロート・ブロック]]ではすっかり[[ウィザード]]にとってかわられてしまった。これは開発陣が、「マーフォークは[[マジック]]のイメージには合わない(陸上の生物が水中を生息圏としている生き物と戦うのがおかしい)」と考え、再びカードとして世に出ることはないとされていた。→[http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/daily/mr81 参考] | ||
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[[ローウィン]]では[[白]]と[[青]]共通の[[部族]]として採用され、大幅に数を増やしている。ただし以前のように[[青]]の主力という訳ではなく、ピンポイントで投入される事になるようである。→[http://mtg.takaratomy.co.jp/others/column/yonemura/20070926/index.html 参考] | [[ローウィン]]では[[白]]と[[青]]共通の[[部族]]として採用され、大幅に数を増やしている。ただし以前のように[[青]]の主力という訳ではなく、ピンポイントで投入される事になるようである。→[http://mtg.takaratomy.co.jp/others/column/yonemura/20070926/index.html 参考] | ||
− | + | *[[伝説のクリーチャー]]は3体存在する。意外なことに、[[ドミナリア/Dominaria]]の海の女王である[[女帝ガリーナ/Empress Galina]]は最初はマーフォークではなかったが、2007年9月にマーフォークとなった。 | |
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*古くから[[アトランティスの王/Lord of Atlantis]]という[[ロード]]がいたが、[[ローウィン]]にも[[P/T]]を強化する[[メロウの騎兵/Merrow Reejerey]]が存在する。 | *古くから[[アトランティスの王/Lord of Atlantis]]という[[ロード]]がいたが、[[ローウィン]]にも[[P/T]]を強化する[[メロウの騎兵/Merrow Reejerey]]が存在する。 | ||
− | * | + | *マーフォークが一時絶滅していたのはこのイメージの問題だけでなく、ストーリー上の都合も大きかったのだろう。ドミナリアが舞台であった[[オデッセイ・ブロック]]とオンスロート・ブロックでは[[セファリッド]]に取って代わられ、その後は舞台がドミナリアから離れてしまっている。 |
− | + | **それらの世界では[[青]]の種族として[[ヴィダルケン]]や[[ムーンフォーク]]などがつくられた。 | |
− | それらの世界では[[青]]の種族として[[ヴィダルケン]]や[[ムーンフォーク]]などがつくられた。 | + | *人魚と言うと聞こえはいいが、童話の「人魚姫」のようなものではなく、どちらかと言うと半魚人(マーマン)をイメージした方が近い。特に[[ルートウォーター/Rootwater]]のマーフォークは[http://www.wizards.com/global/images/mtgcom_daily_jm51_pic1_en.jpg モンスター的色彩が強いデザイン]である。 |
− | *人魚と言うと聞こえはいいが、童話の「人魚姫」のようなものではなく、どちらかと言うと半魚人(マーマン) | + | **もちろん「人魚姫」的なマーフォークが全くいないわけではない。[[海の歌姫/Seasinger]]の[[第5版]]におけるイラストや、[[フォールン・エンパイア]]や[[メルカディアン・マスクス]]等には人間のような風貌のマーフォークが収録されている。 |
− | + | **特にメルカディアン・マスクスのマーフォークは尾びれを足に変化できる種族がいる。 | |
− | もちろん「人魚姫」的なマーフォークが全くいないわけではない。 | + | |
− | [[海の歌姫/Seasinger]]の[[第5版]]におけるイラストや、[[フォールン・エンパイア]]や[[メルカディアン・マスクス]]等には人間のような風貌のマーフォークが収録されている。 | + | |
− | 特にメルカディアン・マスクスのマーフォークは尾びれを足に変化できる種族がいる。 | + | |
*[[ローウィン]]のマーフォークは「メロウ」と呼ばれ、メロウ回廊と呼ばれる河川を使ってメッセンジャーや行商を行っている。話術に長け、ローウィン一の話し上手といわれている。 | *[[ローウィン]]のマーフォークは「メロウ」と呼ばれ、メロウ回廊と呼ばれる河川を使ってメッセンジャーや行商を行っている。話術に長け、ローウィン一の話し上手といわれている。 | ||
*マーフォーク・[[ウィザード]]・[[トークン]]を出す[[カード]]に[[ベンティコア/Benthicore]]と[[群れの召喚/Summon the School]]がある。 | *マーフォーク・[[ウィザード]]・[[トークン]]を出す[[カード]]に[[ベンティコア/Benthicore]]と[[群れの召喚/Summon the School]]がある。 | ||
*[[リクルーター]]として[[海のハンター/Seahunter]]がある。 | *[[リクルーター]]として[[海のハンター/Seahunter]]がある。 | ||
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*[[ローウィン・ブロック]]までで最大のサイズは[[サプラーツォのアウトリガー艇/Saprazzan Outrigger]]の5/5。 | *[[ローウィン・ブロック]]までで最大のサイズは[[サプラーツォのアウトリガー艇/Saprazzan Outrigger]]の5/5。 | ||
*[[マーフォーク]]を中心に据えた[[デッキ]]は、俗に[[フィッシュ]]と呼ばれる。 | *[[マーフォーク]]を中心に据えた[[デッキ]]は、俗に[[フィッシュ]]と呼ばれる。 | ||
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==参考== | ==参考== | ||
− | * | + | *{{WHISPER検索/サブタイプ|Merfolk|マーフォーク(Merfolk)}} |
*[[クリーチャー・タイプ解説]] | *[[クリーチャー・タイプ解説]] |
2008年2月22日 (金) 20:14時点における版
マーフォーク/Merfolkは、クリーチャー・タイプの1つ。 ようするに人魚・半魚人で、その多くが青か青を含むマルチカラー。 小型が多く、アルファから存在する由緒正しいタイプである。
Merfolk Looter / マーフォークの物あさり (1)(青)
クリーチャー — マーフォーク(Merfolk) ならず者(Rogue)
クリーチャー — マーフォーク(Merfolk) ならず者(Rogue)
(T):カードを1枚引き、その後カードを1枚捨てる。
1/1社会性を持ち、比較的温和な種族なのか彼らの統治する国は安定していることが多いようだ。 だが、その性情ゆえオデッセイ期にはセファリッドに支配されてしまっていた。
トーメントに収録されたラクァタス大使/Ambassador Laquatusを最後に新しいカードが作られず、部族がテーマであるオンスロート・ブロックではすっかりウィザードにとってかわられてしまった。これは開発陣が、「マーフォークはマジックのイメージには合わない(陸上の生物が水中を生息圏としている生き物と戦うのがおかしい)」と考え、再びカードとして世に出ることはないとされていた。→参考
しかしユーザーの猛反発があり、時のらせんから再びマーフォークが登場。 ローウィンでは白と青共通の部族として採用され、大幅に数を増やしている。ただし以前のように青の主力という訳ではなく、ピンポイントで投入される事になるようである。→参考
- 伝説のクリーチャーは3体存在する。意外なことに、ドミナリア/Dominariaの海の女王である女帝ガリーナ/Empress Galinaは最初はマーフォークではなかったが、2007年9月にマーフォークとなった。
- 古くからアトランティスの王/Lord of Atlantisというロードがいたが、ローウィンにもP/Tを強化するメロウの騎兵/Merrow Reejereyが存在する。
- マーフォークが一時絶滅していたのはこのイメージの問題だけでなく、ストーリー上の都合も大きかったのだろう。ドミナリアが舞台であったオデッセイ・ブロックとオンスロート・ブロックではセファリッドに取って代わられ、その後は舞台がドミナリアから離れてしまっている。
- 人魚と言うと聞こえはいいが、童話の「人魚姫」のようなものではなく、どちらかと言うと半魚人(マーマン)をイメージした方が近い。特にルートウォーター/Rootwaterのマーフォークはモンスター的色彩が強いデザインである。
- もちろん「人魚姫」的なマーフォークが全くいないわけではない。海の歌姫/Seasingerの第5版におけるイラストや、フォールン・エンパイアやメルカディアン・マスクス等には人間のような風貌のマーフォークが収録されている。
- 特にメルカディアン・マスクスのマーフォークは尾びれを足に変化できる種族がいる。
- ローウィンのマーフォークは「メロウ」と呼ばれ、メロウ回廊と呼ばれる河川を使ってメッセンジャーや行商を行っている。話術に長け、ローウィン一の話し上手といわれている。
- マーフォーク・ウィザード・トークンを出すカードにベンティコア/Benthicoreと群れの召喚/Summon the Schoolがある。
- リクルーターとして海のハンター/Seahunterがある。
- ローウィン・ブロックまでで最大のサイズはサプラーツォのアウトリガー艇/Saprazzan Outriggerの5/5。
- マーフォークを中心に据えたデッキは、俗にフィッシュと呼ばれる。