スパイクの誓い
提供:MTG Wiki
(→サンプルレシピ) |
|||
(5人の利用者による、間の5版が非表示) | |||
1行: | 1行: | ||
− | + | '''スパイクの誓い'''(''Oath of Spikes'')は、[[中村聡]]が、[[アジア太平洋選手権98]]で使用して優勝した[[土地破壊]]型[[コントロール (デッキ)|コントロールデッキ]]。[[オース]]系の[[デッキ]]であり、[[ドルイドの誓い/Oath of Druids]]と[[ガイアの祝福/Gaea's Blessing]]の[[コンボ]]を軸とする。 | |
− | + | ||
− | [[ | + | |
− | [[オース]]系の[[デッキ]]であり、[[ | + | |
+ | {{#card:Oath of Druids}} | ||
+ | {{#card:Spike Weaver}} | ||
{{#card:Eladamri's Vineyard}} | {{#card:Eladamri's Vineyard}} | ||
+ | {{#card:Winter's Grasp}} | ||
− | + | [[繁茂/Wild Growth]]、[[エラダムリーのぶどう園/Eladamri's Vineyard]]により、2[[ターン]]目から[[冬の抱擁/Winter's Grasp]]によって[[土地破壊]]が可能。[[スパイク]]の[[能力]]により、当時のルールにあったエラダムリーのぶどう園による[[マナ・バーン]]を回避することができる。 | |
− | + | [[対戦相手]]の[[クリーチャー]]は[[スパイクの飼育係/Spike Feeder]]と[[スパイクの織り手/Spike Weaver]]でやり過ごし、土地破壊で相手が何もできなくなったところを、大きくなった[[スパイクの兵士/Spike Soldier]]で倒す。場合によっては、エラダムリーのぶどう園によるマナ・バーンで相手を倒せることもある。 | |
− | + | ||
− | [[ | + | |
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
+ | *[[ラノワールのエルフ/Llanowar Elves]]でなく繁茂を採用したのは、[[ドルイドの誓い/Oath of Druids]]の影響で[[マナ・クリーチャー]]が入らないが[[マナ基盤]]が足りなかったかららしい。 | ||
+ | *テストプレイ時に[[笹沼希予志]]の[[パンデモノート]]にズタボロにされたため、土地破壊にシフトしている。([[デュエリスト・ジャパン]] vol.4 P20~21「業師・中村聡のAPAC'98体験記~私はこうしてAPACを制した~」より) | ||
==サンプルレシピ== | ==サンプルレシピ== | ||
− | |||
*備考 | *備考 | ||
− | **[[アジア太平洋選手権98]] | + | **[[アジア太平洋選手権98]] 優勝 |
**使用者:[[中村聡]] | **使用者:[[中村聡]] | ||
− | *フォーマット | + | *[[フォーマット]] |
**[[スタンダード]]([[第5版]]+[[ミラージュ・ブロック]]+[[テンペスト・ブロック]]) | **[[スタンダード]]([[第5版]]+[[ミラージュ・ブロック]]+[[テンペスト・ブロック]]) | ||
{| class="wikitable" style="margin:0 auto; text-align:left;" | {| class="wikitable" style="margin:0 auto; text-align:left;" | ||
− | |||
− | |||
|- | |- | ||
!colspan="2" style="background-color:#dddddd"|メインデッキ (60) | !colspan="2" style="background-color:#dddddd"|メインデッキ (60) | ||
|- | |- | ||
− | !colspan="2" style="background:#ffddee"|クリーチャー (12) | + | !colspan="2" style="background-color:#ffddee"|クリーチャー (12) |
|- | |- | ||
|4||[[スパイクの飼育係/Spike Feeder]] | |4||[[スパイクの飼育係/Spike Feeder]] | ||
42行: | 32行: | ||
|4||[[スパイクの織り手/Spike Weaver]] | |4||[[スパイクの織り手/Spike Weaver]] | ||
|- | |- | ||
− | !colspan="2" style="background:# | + | !colspan="2" style="background-color:#eeddff"|呪文 (28) |
|- | |- | ||
|2||[[ガイアの祝福/Gaea's Blessing]] | |2||[[ガイアの祝福/Gaea's Blessing]] | ||
49行: | 39行: | ||
|- | |- | ||
|4||[[忍び寄るカビ/Creeping Mold]] | |4||[[忍び寄るカビ/Creeping Mold]] | ||
− | |||
− | |||
|- | |- | ||
|4||[[エラダムリーのぶどう園/Eladamri's Vineyard]] | |4||[[エラダムリーのぶどう園/Eladamri's Vineyard]] | ||
62行: | 50行: | ||
|2||[[呪われた巻物/Cursed Scroll]] | |2||[[呪われた巻物/Cursed Scroll]] | ||
|- | |- | ||
− | !colspan="2" style="background:#ddffee"|土地 (20) | + | !colspan="2" style="background-color:#ddffee"|土地 (20) |
|- | |- | ||
|16||[[森/Forest]] | |16||[[森/Forest]] | ||
68行: | 56行: | ||
|4||[[不毛の大地/Wasteland]] | |4||[[不毛の大地/Wasteland]] | ||
|- | |- | ||
− | !colspan="2" style="background:#ddeeff"|サイドボード | + | !colspan="2" style="background-color:#ddeeff"|サイドボード |
|- | |- | ||
|3||[[リバー・ボア/River Boa]] | |3||[[リバー・ボア/River Boa]] | ||
87行: | 75行: | ||
==参考== | ==参考== | ||
*[[デッキ集]] | *[[デッキ集]] | ||
+ | |||
+ | [[Category:緑単色デッキ|すはいくのちかい]] | ||
+ | [[Category:コントロールデッキ|すはいくのちかい]] | ||
+ | [[Category:緑単コントロールデッキ|すはいくのちかい]] | ||
+ | [[Category:ミラージュ・ブロックを含むスタンダードデッキ|すはいくのちかい]] | ||
+ | [[Category:テンペスト・ブロックを含むスタンダードデッキ|すはいくのちかい]] |
2013年3月16日 (土) 16:07時点における最新版
スパイクの誓い(Oath of Spikes)は、中村聡が、アジア太平洋選手権98で使用して優勝した土地破壊型コントロールデッキ。オース系のデッキであり、ドルイドの誓い/Oath of Druidsとガイアの祝福/Gaea's Blessingのコンボを軸とする。
エンチャント
各プレイヤーのアップキープの開始時に、そのプレイヤーは自分の対戦相手であるとともに、自分よりも多くのクリーチャーをコントロールしているプレイヤーを対象として選ぶ。前者のプレイヤーは、自分のライブラリーの一番上のカードを、クリーチャー・カードが公開されるまで公開してもよい。前者のプレイヤーがそうしたなら、そのプレイヤーはそのカードを戦場に出し、これにより公開された他のすべてのカードを自分の墓地に置く。
クリーチャー — スパイク(Spike)
スパイクの織り手は、その上に+1/+1カウンターが3個置かれた状態で戦場に出る。
(2),スパイクの織り手から+1/+1カウンターを1個取り除く:クリーチャー1体を対象とし、その上に+1/+1カウンターを1個置く。
(1),スパイクの織り手から+1/+1カウンターを1個取り除く:このターンに与えられるすべての戦闘ダメージを軽減する。
繁茂/Wild Growth、エラダムリーのぶどう園/Eladamri's Vineyardにより、2ターン目から冬の抱擁/Winter's Graspによって土地破壊が可能。スパイクの能力により、当時のルールにあったエラダムリーのぶどう園によるマナ・バーンを回避することができる。
対戦相手のクリーチャーはスパイクの飼育係/Spike Feederとスパイクの織り手/Spike Weaverでやり過ごし、土地破壊で相手が何もできなくなったところを、大きくなったスパイクの兵士/Spike Soldierで倒す。場合によっては、エラダムリーのぶどう園によるマナ・バーンで相手を倒せることもある。
- ラノワールのエルフ/Llanowar Elvesでなく繁茂を採用したのは、ドルイドの誓い/Oath of Druidsの影響でマナ・クリーチャーが入らないがマナ基盤が足りなかったかららしい。
- テストプレイ時に笹沼希予志のパンデモノートにズタボロにされたため、土地破壊にシフトしている。(デュエリスト・ジャパン vol.4 P20~21「業師・中村聡のAPAC'98体験記~私はこうしてAPACを制した~」より)
[編集] サンプルレシピ
- 備考
- アジア太平洋選手権98 優勝
- 使用者:中村聡
- フォーマット
メインデッキ (60) | |
---|---|
クリーチャー (12) | |
4 | スパイクの飼育係/Spike Feeder |
4 | スパイクの兵士/Spike Soldier |
4 | スパイクの織り手/Spike Weaver |
呪文 (28) | |
2 | ガイアの祝福/Gaea's Blessing |
4 | 冬の抱擁/Winter's Grasp |
4 | 忍び寄るカビ/Creeping Mold |
4 | エラダムリーのぶどう園/Eladamri's Vineyard |
4 | 繁茂/Wild Growth |
4 | ドルイドの誓い/Oath of Druids |
4 | ファイレクシアの炉/Phyrexian Furnace |
2 | 呪われた巻物/Cursed Scroll |
土地 (20) | |
16 | 森/Forest |
4 | 不毛の大地/Wasteland |
サイドボード | |
3 | リバー・ボア/River Boa |
2 | ハートウッド・ツリーフォーク/Heartwood Treefolk |
2 | スクラーグノス/Scragnoth |
3 | エメラルドの魔除け/Emerald Charm |
3 | 無垢への回帰/Seeds of Innocence |
2 | シャドーの迷路/Maze of Shadows |
- 世界選手権98にもこのデッキを使用して、他の日本代表選手が苦戦するなか、見事5勝1敗の成績をあげた。