聖府首都、エデン/Eden, Seat of the Sanctum
土地 — 街(Town)
(T):(◇)を加える。
(5),(T):カード2枚を切削する。その後、この土地を生け贄に捧げてもよい。そうしたとき、あなたの墓地にありこれでないパーマネント・カード1枚を対象とする。それをあなたの手札に戻す。
切削を行い、さらに生け贄に捧げることで墓地からパーマネント・カードを回収できる街。
土地の枠で墓地を肥やす目的なら、使い捨てにせずにマナのみで繰り返し行える。起動コストは実質的に6マナと相当に重い上に枚数も少ないもののインスタント・タイミングで起動が可能、色も問わないので墓地を利用する色拘束の緩いデッキであれば、1・2枚採用しておく程度なら深刻な事故は危惧せずに活用できるだろう。もちろん基本は切削に使いつつ、要所で回収といった芸当も可能。
土の技や墓地から土地を出せるカードとの組み合わせで延々回収し続ける事が可能。ゲームがグダった時用のサブプランとしては悪くないが、土の技や墓地から土地を出せるカードを主軸に据えたデッキはフェッチランドを積みまくるので無色しか出ない土地を積む余裕はほぼ無いのと、積むと墓地対策に更に弱くなってしまうのが辛い。
リミテッドでは可もなく不可もなくといった性能。強力なレアが多くマナフラッド受けに乏しい環境なので回収効果自体は悪くないが、ジョブ選択つき装備品やトークン生成呪文がクリーチャーのスロットを占めるカード・セットゆえ色の組み合わせによっては回収先をじゅうぶん採用しづらい。優秀な除去には白聖石/White Auracite・サブクエスト:モブハント/Sidequest: Hunt the Mark・チョコメット/Choco-Cometなどダブルシンボルを要求してくるものも多いため、漫然と基本土地と差し替えると色事故のリスクも無視できなくなってくる。回収に要するマナも多めなので扱いづらさは否めず、ブースター・ドラフトでもしばしばピックされないまま終盤まで流れ続ける。消去法的にピックしてもデッキに採用できるケースはそう多くないだろう。
ランプ戦略のアーキタイプを割り当てられた青緑ではマナフラッド受けの価値が高く街のシナジーを利用しやすいので、ボムレアのタッチ運用を過度に狙っていない限りは色マナの出ないこのカードも採用しやすい。他の色の組み合わせでも、サブクエスト:カードコレクション/Sidequest: Card Collectionや暗闇の雲/Cloud of Darknessなど墓地を参照するパーマネントを採用したデッキなら高めに評価できるか。
- 墓地からパーマネント・カードを手札に戻す部分は再帰誘発型能力である。あなたが聖府首都、エデンを生け贄に捧げることで新たに能力が誘発し、起動型能力の解決後にスタックに置き対象を選ぶ。プレイヤーは回収されるカードが何か知ってから対応する機会を得る。