時空不調和/Space-Time Anomaly
4マナのカードということで完成化した精神、ジェイス/Jace, the Perfected Mind級の効率を期待したいところだが、一般的な2人対戦フォーマットでは初期状態のままライフを保って初めて20枚の切削であり、基本的には4ターン目に唱えて15枚前後、マッチアップや唱えるタイミングによっては10枚前後と低めのコスト・パフォーマンスが予想される。逆にライフ回復手段があれば高い効率を発揮しうるが、ライブラリーアウトをメインの勝利手段に据えるデッキでライフゲインギミックを同時採用するのは難しいだろう。ノンクリーチャー気味のコントロールデッキ同士のミラーマッチならこの限りでないが、やはり限定的なところは否めない。
自分を対象にとることも可能なため墓地を肥やす用途にも利用でき、特に統率者戦など初期ライフが大きめのフォーマットであれば悪用の余地がある。白は小型クリーチャーやエンチャント・アーティファクトを大量にリアニメイトする手段をいくつか有するため、大規模な墓地肥やしから大量のボード・アドバンテージにつなぐことも難しくない。
スタンダードでは、特異点の断裂/Singularity Ruptureや奔流川の記念碑/Riverchurn Monumentと併用する形でコントロールデッキに採用されたり[1]、呪われた録画/Cursed Recordingを用いるデッキでサイドボードに採用されたり[2]、といった例がある。また、アリーナ・チャンピオンシップ13では、優勝したGage Fevoldがオルゾフ・ライフゲインのサイドボードにタッチしていた[3]。お互い回復量が多くクリーチャー除去も少ないため膠着しがちなミラーマッチにおいて、相手のライフに関係なく勝利を狙える点が強み。
リミテッドでは他のライブラリー破壊カードが、レアの特異点の断裂/Singularity Ruptureとアンコモンだが配備が必要な検体輸送船/Specimen Freighterしかなく、回復手段も少ないためライブラリーアウトに特化した戦略を取ることは難しい。それでも最速で唱えれば15枚程度の切削は現実的であるため、通常のビートダウンデッキが、膠着状態に陥りそうな場合の「飛び道具」として採用するには便利である。
関連カード
[編集]サイクル
[編集]- 時空不調和/Space-Time Anomaly(白青)
- サンスターの模範、ヴォンダム卿/Syr Vondam, Sunstar Exemplar(白黒)
- 特異点の断裂/Singularity Rupture(青黒)
- ピナクルの特使/Pinnacle Emissary (青赤)
- 反乱の大虐殺/Mutinous Massacre(黒赤)
- コスモゴイフ/Cosmogoyf(黒緑)
- 生体工学の専門家/Biotech Specialist(赤緑)
- 手際の良い宇宙調理士、ラゴスト/Ragost, Deft Gastronaut(赤白)
- 混合成体、ダイアドライン/Dyadrine, Synthesis Amalgam(緑白)
- 遺伝子変異の成虫/Genemorph Imago(緑青)
参考
[編集]- ↑ ノンクリでライブラリーアウト、エスパー・コントロール(スタンダード)(2025年9月24日 文:岩SHOW)
- ↑ とことん!スタンダー道!《呪われた録画》が今こそ主役に(スタンダード)(2025年10月30日 文:岩SHOW)
- ↑ Orzhov Lifegain(Melee 2026年10月24日)