モリアの破滅、アゾグ/Azog, Moria's Ruin
伝説のクリーチャー — ゴブリン(Goblin) 兵士(Soldier)
これが戦場に出たとき、これでないクリーチャー最大1体を対象とする。それを破壊する。それのコントローラーはゴブリン(Goblin)動員Xを行う。Xは、そのクリーチャーのパワーに等しい。あなたがそのクリーチャーをコントロールしていたなら、カード1枚を引く。(ゴブリン動員Xを行うとは、「そのプレイヤーは自分がコントロールしている軍団(Army)1体の上に+1/+1カウンターX個を置く。それはゴブリンでもある。そのプレイヤーが軍団をコントロールしていないなら、その前に、黒の0/0のゴブリン・軍団クリーチャー・トークン1体を生成する。」ということである。)
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戦場に出た時、クリーチャー1体を破壊する補填としてコントローラーにゴブリン動員させる伝説のゴブリン・兵士。
動員の数値は破壊したクリーチャーのパワー。インスタント・タイミングで出せないので除去に対応して自分のクリーチャーを破壊し、打点を維持する使い方は出来ないが、疑似除去を食らっていたり、サイズは大きいがデメリットのあるクリーチャーを扱いやすい戦力に変換する使い方は可能。自軍のクリーチャーを使った場合は追加でドローのオマケ付き。もちろん普通に対戦相手の厄介なクリーチャーを除去してもOK。この場合も打点は落ちないので、基本的にはサイズが重視されないシステムクリーチャーをバニラ相当にする用途になる。本人は他の能力を持たず、サイズもマナ総量に対して不満が残る数値であり、黒が絡むならより直接的な除去を使う事も可能なので、基本的には前者の使い方を狙いつつ、必要に応じて後者の使い方もするといった運用に向く。
リミテッドでは評価は高くない。相手のクリーチャーを除去しても同サイズの軍団が残ってしまうのでボード・アドバンテージにならず、装備品でパワーを上げた自分のクリーチャーを破壊することでサイズを底上げしながらドローするというコンボもあるが、アゾグ自身のマナレシオの低さもあってテンポ損の方が大きい。正直コモンの谷間へのなだれ込み/Rage into the Valleyを優先した方が良いレベル。
ストーリー
[編集]アゾグ/Azogは「ホビットの冒険」の登場人物。
モリア/Moriaに棲まうオークの首領。残忍かつ狡猾な性質を持ち、体格も通常より巨大。ドワーフがスマウグ/Smaugによりはなれ山/The Lonely Mountainを追われた後、父祖の拓いたモリアへの帰還を試みたドワーフの王・スロール/Thrórを殺害。ドワーフとオークの戦争の口火を切る。
霜ふり山脈のナンドゥヒリオンで行われた合戦の中、自ら前線に赴きスロールの甥・ナーイン/Náinをも打ち倒すが、敵陣の中で孤立し最後はナーインの息子・ダーイン/Dáinに討伐された。
- 上記の物語は「指輪物語 追補編」で語られており、「ホビットの冒険」作中では既に故人であり敵として登場するのは息子のボルグ/Bolg。だが、映画版『ホビット』シリーズでは生き残っておりドワーフたちの宿敵として登場。こちらではナンドゥヒリオンでスロールを戦いの中で殺害しているが、その孫であるソーリン/Thorinに腕を切り落とされ撤退。復讐の機会を虎視眈々と狙っており、ソーリンたちがはなれ山の奪還を目指して旅立つと同時に暗躍を始める。
- アゾグが腕を落とされた際にソーリンは樫の枝を盾に戦っており、オーケンシールドの呼び名の元になっている。
- 中つ国においてはオークとゴブリンに種族的な差異は無く、「ホビットの冒険」ではゴブリン、「指輪物語」ではオークと呼ばれることが多い。クリーチャー・タイプがゴブリンなのはこの為だろう。
- ちなみにトールキン曰く、ゴブリンはオークを「英訳」した発音らしい。