暴君 董卓/Dong Zhou, the Tyrant

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Dong Zhou, the Tyrant / 暴君 董卓 (4)(赤)
伝説のクリーチャー — 人間(Human) 兵士(Soldier)

暴君 董卓が戦場に出たとき、対戦相手1人がコントロールするクリーチャー1体を対象とする。それはそのプレイヤーに、自身のパワーに等しい点数のダメージを与える。

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プレイヤー限定火力内蔵した伝説のクリーチャー。ただしそのダメージ量は固定されておらず、対戦相手クリーチャーサイズに依存する変わった能力である。

伝説のクリーチャーである割にコスト・パフォーマンスは普通。打撃力だけで見るならば反逆の軍勢/Renegade Troopsとどっこいどっこいと言った感じか。

ポータル三国志カードは総じてサイズがあまり大きくないため、ポータル系全体などのゲームに投入した方がより強力だろう。血まみれ牙の炎獣/Goretusk Firebeastよりマナ・コストが少なくサイズも大きい事を考えれば、火力ダメージは3点くらいでも十分納得。

  • 西方軍閥の長で、戦上手で知られる。政変に乗じて洛陽の都を乗っ取ると、官僚を次々粛清し、民衆からも好き放題に略奪し、歴代皇帝の墓を荒らして財宝を掘り出すなど、暴虐の恐怖政治を行なった。曹操袁紹らが反董卓を掲げて叛乱を起こすと、遷都を強行し、洛陽の都に火を放って焼き尽くした。その後も支配を続けたが、腹心であった王允と呂布に裏切られて暗殺された。
    • これらの描写は「帝を道具のように使い、都まで燃やした極悪人」ということから事実以上に誇張されている、という説もある。実際、十常侍ら悪徳宦官と彼らの息のかかった汚職官僚を粛清し、追放されていた「清流派」官僚を復職させるなどの善政も行なっていた。
  • 能力はおそらく「クリーチャー(部下)をそそのかし、プレイヤー(主君)を裏切らせる」という陰謀をめぐらせているのであろう。演義では、同じようにして呂布を配下に引き込んでいる。
  • 史実では馬術の達人であり、馬に乗ったまま左右どちらの手でも弓矢を放つことできるほどの腕前であったが、このカードは馬術を持っていない。
  • 英語名には誤りがある。「卓」は現代中国語・ピン音システムによってZhuoであるため、Dong Zhuoが正しい。英語名が間違っており外国語の方が正解だったというパターンは珍しい。

[編集] 参考

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