新枠

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'''新枠'''(''New Card Frame'')とは、[[第8版]]発売にあたり一新された、[[カード]]枠のデザインの通称。従来のデザインのカードを「[[旧枠]]のカード」、第8版以降のデザインのカード([[時のらせん]]の[[タイムシフト]]カードを除く)を「新枠のカード」と呼ぶ。
 
'''新枠'''(''New Card Frame'')とは、[[第8版]]発売にあたり一新された、[[カード]]枠のデザインの通称。従来のデザインのカードを「[[旧枠]]のカード」、第8版以降のデザインのカード([[時のらせん]]の[[タイムシフト]]カードを除く)を「新枠のカード」と呼ぶ。
  
[[カード名]]と[[マナ・コスト]]の行、[[タイプ行]]、及び[[P/T]]がそれぞれ収まるボックスが設けられ、文字の色も白から黒となり、従来と比べて見やすくなっている({{Gatherer|id=129586|カード画像}})。また、[[絵|イラスト]]の面積も大きくなっている。
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[[カード名]]と[[マナ・コスト]]の行、[[タイプ行]]、及び[[P/T]]がそれぞれ収まるボックスが設けられ、文字の色も白から黒となり、従来と比べて見やすくなっている({{Gatherer|id=35086|旧枠のカード画像}}/{{Gatherer|id=129724|新枠のカード画像}})。また、[[絵|イラスト]]の面積も大きくなっている。
  
 
背景のデザインも、[[色]]ごとに若干変更された。[[文章欄]]のデザインも、従来はその色らしさを表す模様([[青]]の波紋や[[アーティファクト]]の万華鏡模様など)が多少なりとも施されていたが、新枠では全ての色でほとんど無地になっている。
 
背景のデザインも、[[色]]ごとに若干変更された。[[文章欄]]のデザインも、従来はその色らしさを表す模様([[青]]の波紋や[[アーティファクト]]の万華鏡模様など)が多少なりとも施されていたが、新枠では全ての色でほとんど無地になっている。
  
アーティファクトの背景色は、従来の「[[茶]]」から「[[銀]]」となった。変更後しばらくの間は、[[白]]のカードと見分けがつきにくい色調であったが、[[フィフス・ドーン]]以降はより暗い色味の銀色となり、金属の質感を表す模様を強調することで改善が図られている。
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アーティファクトの背景色は、従来の「[[茶]]」から「[[銀]]」となった。変更後しばらくの間は、[[白]]のカードと見分けがつきにくい色調であったが、[[フィフス・ドーン]]以降はより暗い色味の銀色となり、金属の質感を表す模様を強調することで改善が図られている。詳細は[[アーティファクト#その他]]を参照。
 
*新枠に移行して久しい現在でも「[[茶単|○茶単]]」といった言い方は便宜的に残っており、「○銀単」といった言い方はほとんどされていない。
 
*新枠に移行して久しい現在でも「[[茶単|○茶単]]」といった言い方は便宜的に残っており、「○銀単」といった言い方はほとんどされていない。
  
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*枠は[[ゲーム]]の機能には影響しない。
 
*枠は[[ゲーム]]の機能には影響しない。
*[[次元の混乱]]や[[未来予知]]の[[タイムシフト]]には、旧枠と新枠のどちらでもない独自の枠が使用されているが、これらも発売前後には通例「新枠」と呼ばれることがあった。再録の際には、通常の新枠で収録されている。
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*[[次元の混乱]]や[[未来予知]]の[[タイムシフト]]には、旧枠と新枠のどちらでもない独自の枠が使用されているが、これらも発売前後には通例「新枠」と呼ばれることがあった。そちらの詳細は[[タイムシフト]]の項を参照のこと。なお、再録の際には通常の新枠で印刷されている。
  
 
==参考==
 
==参考==

2013年10月24日 (木) 05:32時点における版

新枠(New Card Frame)とは、第8版発売にあたり一新された、カード枠のデザインの通称。従来のデザインのカードを「旧枠のカード」、第8版以降のデザインのカード(時のらせんタイムシフトカードを除く)を「新枠のカード」と呼ぶ。

カード名マナ・コストの行、タイプ行、及びP/Tがそれぞれ収まるボックスが設けられ、文字の色も白から黒となり、従来と比べて見やすくなっている(旧枠のカード画像/新枠のカード画像)。また、イラストの面積も大きくなっている。

背景のデザインも、ごとに若干変更された。文章欄のデザインも、従来はその色らしさを表す模様(の波紋やアーティファクトの万華鏡模様など)が多少なりとも施されていたが、新枠では全ての色でほとんど無地になっている。

アーティファクトの背景色は、従来の「」から「」となった。変更後しばらくの間は、のカードと見分けがつきにくい色調であったが、フィフス・ドーン以降はより暗い色味の銀色となり、金属の質感を表す模様を強調することで改善が図られている。詳細はアーティファクト#その他を参照。

  • 新枠に移行して久しい現在でも「○茶単」といった言い方は便宜的に残っており、「○銀単」といった言い方はほとんどされていない。

文字やイラストの拡大、及びアーティファクトの銀色枠はWotC社の当初からの悲願であったらしく(後者は印刷技術やコストの問題で折り合いがつかなかった)、この変更はその悲願の実現と言える。ただ、特に古参プレイヤーの間では旧枠の方を好む者も多く、新枠への変更を知ったプレイヤーの中には「新枠のカードは買わない」と宣言する者さえ居たという。

  • 枠はゲームの機能には影響しない。
  • 次元の混乱未来予知タイムシフトには、旧枠と新枠のどちらでもない独自の枠が使用されているが、これらも発売前後には通例「新枠」と呼ばれることがあった。そちらの詳細はタイムシフトの項を参照のこと。なお、再録の際には通常の新枠で印刷されている。

参考

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