久遠の闇/Blind Eternities

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'''久遠の闇'''/''Blind Eternities''は、[[多元宇宙/Multiverse]]における[[次元/Plane]]と次元の間に存在する空間のこと。  
 
'''久遠の闇'''/''Blind Eternities''は、[[多元宇宙/Multiverse]]における[[次元/Plane]]と次元の間に存在する空間のこと。  
  
混沌とした、通常の概念や論理が通用しない擬似存在(quasi-existence)の空間であり、「久遠の闇」という表現も、捉えようのない“それ”をプレインズウォーカー達が詩的に言い表した用語に過ぎない。無限の広がりを持っていると言われるが、[[プレインズウォーカー/Planeswalker]]は次元間移動における「位置」と呼べる遠近を感じているほか、[[エクィロー/Equilor]]のように「久遠の闇の最果て」と呼ばれる場所もある。
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混沌とした、通常の概念や論理が通用しない擬似存在(quasi-existence)の空間であり、「久遠の闇」という表現も、捉えようのない“それ”を[[プレインズウォーカー/Planeswalker]]達が詩的に言い表した用語に過ぎない。無限の広がりを持っていると言われるが、プレインズウォーカーは次元間移動における「位置」と呼べる遠近を感じているほか、[[エクィロー/Equilor]]のように「久遠の闇の最果て」と呼ばれる場所もある。
  
 
[[霊気/Aether]]と呼ばれる純粋なエネルギーに満ちており、通常の生命体がここへ至る様な事があれば、純粋な混沌/raw entropyと穢れの無い[[マナ]]/uncontained manaによって即座に粉々にされてしまう。プレインズウォーカーだけはこの中でも生き延びる事ができるが、それも限られた僅かな時間のみである。しかしその短い時間の間に、プレインズウォーカーは久遠の闇を抜けて他の次元に辿り着くことができる。これがプレインズウォーク/planeswalkである。また、プレインズウォーカーの[[呪文|魔法]]によってなら、久遠の闇を越えて[[クリーチャー]]や[[アーティファクト]]が移動することも可能である。
 
[[霊気/Aether]]と呼ばれる純粋なエネルギーに満ちており、通常の生命体がここへ至る様な事があれば、純粋な混沌/raw entropyと穢れの無い[[マナ]]/uncontained manaによって即座に粉々にされてしまう。プレインズウォーカーだけはこの中でも生き延びる事ができるが、それも限られた僅かな時間のみである。しかしその短い時間の間に、プレインズウォーカーは久遠の闇を抜けて他の次元に辿り着くことができる。これがプレインズウォーク/planeswalkである。また、プレインズウォーカーの[[呪文|魔法]]によってなら、久遠の闇を越えて[[クリーチャー]]や[[アーティファクト]]が移動することも可能である。
  
唯一、[[エルドラージ/Eldrazi]]はここで生まれる常識を超えた存在である。久遠の闇にある穢れの無いマナは、まだどの[[色]]とも共鳴しておらず、[[ドローン]]ではないエルドラージは[[無色]]なのはこのためである([http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/stf/87 公式サイトコラム])。
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唯一、[[エルドラージ/Eldrazi]]はここで生まれる常識を超えた存在である。久遠の闇にある穢れの無いマナは、まだどの[[色]]とも共鳴しておらず、多くのエルドラージが[[無色]]なのはこのためである<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/savor-flavor/rise-inbox-2010-04-21 Rise of the Inbox](Savor The Flavor [[2010年]]4月21日 [[Doug Beyer]]著)</ref>。
  
 
==参考==
 
==参考==
*[http://www.wizards.com/Magic/Multiverse/planeswalkers.aspx プレインズウォーカー/planeswalker]([[WotC]]
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<references/>
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*[[プレインズウォーカー/Planeswalker]]
 
*[[背景世界/ストーリー用語]]
 
*[[背景世界/ストーリー用語]]

2020年2月23日 (日) 20:32時点における最新版

久遠の闇/Blind Eternitiesは、多元宇宙/Multiverseにおける次元/Planeと次元の間に存在する空間のこと。

混沌とした、通常の概念や論理が通用しない擬似存在(quasi-existence)の空間であり、「久遠の闇」という表現も、捉えようのない“それ”をプレインズウォーカー/Planeswalker達が詩的に言い表した用語に過ぎない。無限の広がりを持っていると言われるが、プレインズウォーカーは次元間移動における「位置」と呼べる遠近を感じているほか、エクィロー/Equilorのように「久遠の闇の最果て」と呼ばれる場所もある。

霊気/Aetherと呼ばれる純粋なエネルギーに満ちており、通常の生命体がここへ至る様な事があれば、純粋な混沌/raw entropyと穢れの無いマナ/uncontained manaによって即座に粉々にされてしまう。プレインズウォーカーだけはこの中でも生き延びる事ができるが、それも限られた僅かな時間のみである。しかしその短い時間の間に、プレインズウォーカーは久遠の闇を抜けて他の次元に辿り着くことができる。これがプレインズウォーク/planeswalkである。また、プレインズウォーカーの魔法によってなら、久遠の闇を越えてクリーチャーアーティファクトが移動することも可能である。

唯一、エルドラージ/Eldraziはここで生まれる常識を超えた存在である。久遠の闇にある穢れの無いマナは、まだどのとも共鳴しておらず、多くのエルドラージが無色なのはこのためである[1]

[編集] 参考

  1. Rise of the Inbox(Savor The Flavor 2010年4月21日 Doug Beyer著)
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