パラディア=モルス/Palladia-Mors

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
 
(7人の利用者による、間の19版が非表示)
1行: 1行:
 
{{#card:Palladia-Mors}}
 
{{#card:Palladia-Mors}}
  
[[伝説の]][[エルダー]][[ドラゴン]]の1体。女性。[[]]を中心とする3色で、[[飛行]]に加えて[[トランプル]]を持つので[[攻撃]]はかなり通りやすい。
+
[[赤緑白]][[伝説の]][[エルダー]][[ドラゴン]][[飛行]]に加えて[[トランプル]]を持つので突破力に優れており、[[攻撃]]はかなり通りやすい。
  
それ以外に独自の特殊な能力を持たないため、[[クロミウム/Chromium]]と並んで非常にシンプルで、後のカードを見るとここまできつい[[アップキープ・コスト]]は不要なのではないかという気もしてしまう。
+
しかしそれ以外に独自の特殊な[[能力]]を持たないため、[[クロミウム/Chromium]]と並んで非常にシンプル。後の[[カード]]を見るとここまできつい[[アップキープ・コスト]]は不要なのではないかという気もしてしまう。
  
*名前がラテン語で「Palladia(アテナ女神の)」「Mors(死)」と何やら黒っぽい雰囲気が漂う。
+
*後の[[タルキール龍紀伝]]にて、[[特殊タイプ]]と[[クリーチャー・タイプ]]まで一致した[[上位互換]]の[[龍王アタルカ/Dragonlord Atarka]]が登場した。
 +
*名前はラテン語で「Palladia(アテナ女神の)」「Mors(死)」を意味する。→[[エルダー・ドラゴン/Elder Dragon#エルダー・ドラゴンの名前]]参照。
  
 
==関連カード==
 
==関連カード==
 +
{{同一の存在を表すカード/パラディア=モルス}}
 +
 
===サイクル===
 
===サイクル===
 
{{サイクル/レジェンドの伝説のエルダードラゴン}}
 
{{サイクル/レジェンドの伝説のエルダードラゴン}}
  
 +
==ストーリー==
 +
'''パラディア=モルス'''/''Palladia-Mors''は[[エルダー・ドラゴン/Elder Dragon]]の1体。女性。全身は真紅の鱗に覆われ、頭部に羊のような角をもつ、獰猛な巨大ドラゴン({{Gatherer|id=1673}})。同じエルダー・ドラゴンの[[クロミウム/Chromium (ストーリー)|クロミウム/Chromium]]は兄弟で、[[暴虐の覇王アスマディ/Vaevictis Asmadi#ストーリー|暴虐の覇王アスマディ/Vaevictis Asmadi]]は従兄弟。[[始祖ドラゴン/Ur-Dragon|上古族ドラゴン/Primeval Dragon]]の[[リース/Rith]]の母でもある<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/legends-youll-find-dominaria-united-2022-09-01 The Legends You'll Find in Dominaria United]/[https://mtg-jp.com/reading/translated/0036280/ 『団結のドミナリア』にて待ち受ける伝説たち](Feature [[2022年]]9月1日 Roy Graham著)
 +
</ref>。
 +
 +
[[兄弟戦争/Brothers' War]]より前の時代、大勢の人間を殺した罪で魔術師The Tickery Manによってモルス峠/Mors Ridgeに封印される。それから40年は[[人間]]に味方した兄弟クロミウムの裏切りを嘆き悲しみ続けていた。更に40年後、アスマディにそそのかされた、峠の町の軍人Lord Red Donald(レッド・ドナルド卿)によって解放される。
 +
 +
パラディア=モルスは[[シミアの夜魔/Shimian Night Stalker]]を[[召喚]]しパラディアの谷/Palladia's Valleyでアンデッドの軍隊を編成、アスマディにかけられた呪いを解くと、周辺地域の[[オーク]]をも配下とし、人間に復讐するため峠の町を襲う。だが、その戦場でアスマディに反旗を翻される。パラディア=モルスはアスマディを退けるものの、続くクロミウムとの戦いに敗れ、その屍は再びモルス峠に埋まった。
 +
 +
===登場作品===
 +
*The Tickery Man(アメコミ版エルダードラゴンvol.1)
 +
*The Tickery Man part II(アメコミ版エルダードラゴンvol.2)
 +
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/magic-story/chronicle-bolas-twins-2018-06-13 Chronicle of Bolas: The Twins]/[https://mtg-jp.com/reading/ur/0030693/ ボーラス年代記:双子と双子](Magic Story [[2018年]]6月13日 [[Kate Elliott]]著)
 +
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/magic-story/chronicle-bolas-first-lesson-2018-06-20 Chronicle of Bolas: The First Lesson]/[https://mtg-jp.com/reading/ur/0030714/ ボーラス年代記:最初の教え](Magic Story 2018年6月20日 Kate Elliott著)
 +
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/magic-story/chronicle-bolas-things-unseen-2018-06-27 Chronicle of Bolas: Things Unseen]/[https://mtg-jp.com/reading/ur/0030745/ ボーラス年代記:見えざるもの](Magic Story 2018年6月27日 Kate Elliott著)
 +
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/magic-story/chronicle-bolas-blood-and-fire-2018-07-18 Chronicle of Bolas: Blood and Fire]/[https://mtg-jp.com/reading/ur/0030776/ ボーラス年代記:炎と血](Magic Story 2018年7月18日 Kate Elliott著)
 +
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/magic-story/chronicle-bolas-perspectives-2018-08-08 Chronicle of Bolas: Perspectives]/[https://mtg-jp.com/reading/ur/0030939/ ボーラス年代記:もう一つの視点](Magic Story 2018年8月8日 Kate Elliott著、名前のみ)
 +
==脚注==
 +
<references />
 
==参考==
 
==参考==
*[[カード個別評価:レジェンド]] - [[レア]]
+
*[[カード個別評価:レジェンド]] - [[レア]]1
 
*[[カード個別評価:クロニクル]] - [[アンコモン]]1
 
*[[カード個別評価:クロニクル]] - [[アンコモン]]1
 +
*[[カード個別評価:Masters Edition 3]] - [[レア]]
 +
*[[Secret Lair Drop Series/2022年#Showcase: Dominaria United Textured Foil Edition|Secret Lair Drop Series: Showcase: Dominaria United Textured Foil Edition]]
 +
__NOTOC__

2022年12月20日 (火) 12:07時点における最新版


Palladia-Mors / パラディア=モルス (2)(赤)(赤)(緑)(緑)(白)(白)
伝説のクリーチャー — エルダー(Elder) ドラゴン(Dragon)

飛行、トランプル
あなたのアップキープの開始時に、あなたが(赤)(緑)(白)を支払わないかぎり、パラディア=モルスを生け贄に捧げる。

7/7

赤緑白伝説のエルダードラゴン飛行に加えてトランプルを持つので突破力に優れており、攻撃はかなり通りやすい。

しかしそれ以外に独自の特殊な能力を持たないため、クロミウム/Chromiumと並んで非常にシンプル。後のカードを見るとここまできついアップキープ・コストは不要なのではないかという気もしてしまう。

[編集] 関連カード

[編集] サイクル

レジェンドの、伝説のエルダードラゴンサイクルクロニクルMasters Edition 3再録された。

[編集] ストーリー

パラディア=モルス/Palladia-Morsエルダー・ドラゴン/Elder Dragonの1体。女性。全身は真紅の鱗に覆われ、頭部に羊のような角をもつ、獰猛な巨大ドラゴン(イラスト)。同じエルダー・ドラゴンのクロミウム/Chromiumは兄弟で、暴虐の覇王アスマディ/Vaevictis Asmadiは従兄弟。上古族ドラゴン/Primeval Dragonリース/Rithの母でもある[1]

兄弟戦争/Brothers' Warより前の時代、大勢の人間を殺した罪で魔術師The Tickery Manによってモルス峠/Mors Ridgeに封印される。それから40年は人間に味方した兄弟クロミウムの裏切りを嘆き悲しみ続けていた。更に40年後、アスマディにそそのかされた、峠の町の軍人Lord Red Donald(レッド・ドナルド卿)によって解放される。

パラディア=モルスはシミアの夜魔/Shimian Night Stalker召喚しパラディアの谷/Palladia's Valleyでアンデッドの軍隊を編成、アスマディにかけられた呪いを解くと、周辺地域のオークをも配下とし、人間に復讐するため峠の町を襲う。だが、その戦場でアスマディに反旗を翻される。パラディア=モルスはアスマディを退けるものの、続くクロミウムとの戦いに敗れ、その屍は再びモルス峠に埋まった。

[編集] 登場作品

[編集] 脚注

  1. The Legends You'll Find in Dominaria United/『団結のドミナリア』にて待ち受ける伝説たち(Feature 2022年9月1日 Roy Graham著)

[編集] 参考

QR Code.gif