Orb of Insight
提供:MTG Wiki
Orb of Insightは、Magicthegathering.comで行われていた、次期エキスパンションのプレリリース・トーナメント前に登場する企画。
[編集] 解説
英単語を入力すると、カードリストの中でその単語がいくつ出てくるのかを表示することができた。数える範囲はカード名、テキスト、マナ・コスト(WUBRGなどで入力)から、アーティストの名前にまで及ぶ。
現在の発売前からカードを徐々にプレビューしていき、発売直前にフルスポイラーを公開するというスタイルをとっていなかった時代、この企画はプレイヤーたちにとって次のエキスパンションのカードを予測する大事な指標になっていた。
- 1枚のカードに同じ単語が複数登場する場合は重複して数えるため、実際にその単語を含むカードの枚数はそれより少ない可能性がある。
- 例えば、アラーラ再誕のOrb of Insightでは「Sphinx」という単語は5つと表示されたが、実際は鋼の風のスフィンクス/Sphinx of the Steel Windと謎のスフィンクス/Enigma Sphinxの2枚のみであった。前者はカード名とクリーチャー・タイプに、後者はさらに能力にそのカード名が登場するからである。
- 単語として完全一致するもののみ数える。例えば「token」と入力しても、「tokens」という単語は数えない。
- 例えばパーミッション使いの人なら「counter」を調べて強いカードに期待したり、それが+1/+1カウンターかもしれないと悲しんでみたり、単語がちょうど5個でればサイクルの可能性を考えてみたり、上手く使えば結構情報を手に入れることができる。他にも、ストーリーに出てきた人物やアイテムを探してみたり、game、winなどとんでもない効果に使われる単語を検索したり。
- winはコイン投げにも使われる単語なので、過剰な期待も禁物。
- 無論、そう言った期待や落胆なども含めて楽しんでもらいたい、という意図もあるのだろう。
- 神河謀叛で登場した忍者を神河救済で検索したところ、1件もヒットしなかったため、多くのプレイヤーが落胆した逸話もある。
[編集] 歴代Orb of Insight
マジック公式サイトのリニューアルに伴いOrb of Insightの入力ページは全て削除されている。リンク先は当時の紹介記事(紹介記事がないエキスパンションはリンクなし)。
括弧内はOrb of Insightの入力イラストが使用されているカード。
- ミラディン包囲戦 ミラディン陣営版・ファイレクシア陣営版
- ミラディンの傷跡 (新たな造形/Shape Anew→微光地/Glimmerpost)
- エルドラージ覚醒 (エルドラージの徴兵/Eldrazi Conscription→目覚めの領域/Awakening Zone)
- ワールドウェイク (帆凧の弟子/Kitesail Apprentice→疲弊の休息/Rest for the Weary)
- ゼンディカー (エメリアの盾、イオナ/Iona, Shield of Emeria→ゼクター祭殿の探検/Zektar Shrine Expedition)
- アラーラ再誕 (謎のスフィンクス/Enigma Sphinx→霧脈の境界石/Mistvein Borderpost)
- コンフラックス (プレインズウォーカー、ニコル・ボーラス/Nicol Bolas, Planeswalker→困惑の石/Cumber Stone)
- アラーラの断片 (エスパーの魔除け/Esper Charm、輝く根本原理/Brilliant Ultimatum)
- イーブンタイド (神話の超者/Overbeing of Myth)
- シャドウムーア (エルフの呪詛狩り/Elvish Hexhunter)
- 次元の混乱
- 時のらせん(工匠の神童、ミシュラ/Mishra, Artificer Prodigy)
- コールドスナップ (徴用/Commandeer)
- ディセンション (教術師の石/Magewright's Stone)
- ギルドパクト (猶予の石/Moratorium Stone)
- ラヴニカ:ギルドの都
- 神河救済
- フィフス・ドーン
- スカージ
- オンスロート
- アンヒンジド