裕福な亭主/Prosperous Innkeeper
提供:MTG Wiki
宝物生成によって3ターン目に4マナ域の呪文へとジャンプできる。従来のマナ・クリーチャーと比較すると一度しかマナが生み出せない代わりに、これを除去されても確実にマナ加速が行える。登場時のスタンダードには砕骨の巨人/Bonecrusher Giantなどの優秀な軽量除去が存在するため、この確実性も明確な強みになる。
それだけでなく、このカードならではの利点はかつての魂の管理人/Soul Wardenを彷彿させる回復能力でダメージレースを優位に運べる点にある。
スタンダードにおいてはナヤ・ウィノータにおいて採用される。軍団のまとめ役、ウィノータ/Winota, Joiner of Forcesを最速3ターン目に唱えつつ、これ自身がウィノータの誘発型能力の誘発条件を満たす。また、エシカの戦車/Esika's Chariotのような優秀なトークン生成カードも存在するため、能動的にライフを得やすい。
リミテッドではテーマがライフ回復である緑白を組む上で、手軽に回復できるこのカードは価値が高い。
- 種族や職業の差はあれど、赤のダブルシンボルのずる賢いゴブリン/Wily Goblinと比べると大幅な強化。
- 同セットの黒赤には、同じく2マナのアンコモンでETBで宝物を生成する隠棲した絵描き、カレイン/Kalain, Reclusive Painterも存在する。