汚れた契約/Tainted Pact
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Tainted Pact / 汚れた契約 (1)(黒)
インスタント
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あなたのライブラリーの一番上のカードを追放する。このカードが、これにより追放された他のカードと同じ名前を持たないかぎり、あなたはこのカードを自分の手札に加えてもよい。あなたがカードを手札に加えるか、同じ名前のカードを2枚追放するかするまで、この手順を繰り返す。
多少複雑な物言いになっているが、要は「ライブラリーの上からどんどんめくっていって、好きなカードが出たらそれを手札に加えてよいが、その前に同名カードが2枚出てしまったら何も得られずそこで終了」という、一種のサーチカードである。
かつてのDemonic Consultationを連想する効果。それと比べると、汚れた契約はカードを指定できない分確実性に欠けるが、その代わり、めくったカードを見てから決められるので、サーチしようとしていたのと別の重要カードが全滅という恐れも無い。
オデッセイ・ブロックの黒コントロールでは序盤用のドロー調整カードとして、さながら選択/Optのように使われていた。
基本土地のせいでどうしても同名カードが多くなってしまい、このカードでのサーチをストップさせがち。多色デッキの方が同じ基本土地の枚数が少なくなるため、よりこのカードを活かすことができる。みのむしぶらりんしゃんなど基本土地をほとんど使わない構成のデッキでは、実際に採用されている。
- シングルトン (Magic Online)や統率者戦では、100カードでも多色デッキなら基本土地が複数枚入らない場合が多く、確実性の高いサーチが行える。しかし目的とするカードも1枚投入だろうから、ライブラリーの消費も激しい。
- 逆に言えば、カード名被りのないライブラリーを意図的に空にする呪文としても運用できる。タッサの神託者/Thassa's Oracle等とのコンボに。→オラクルパクト
- 基本氷雪土地を使って同じ土地が出る確率を下げる、というテクニックがある。久しくエターナル専用のテクニックだったが、コールドスナップの登場によって、オデッセイ・ブロックがローテーションで使えなくなるまでの間、エクステンデッドでも利用できるようになった。
- 当然のことだが、得られるのは最後にめくった1枚だけなので注意。