侵入者の放逐/Expel the Interlopers
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弱者の報復/Retribution of the Meekの系譜にあたる、パワーが一定以上のクリーチャーに対しての全体除去。
破壊するパワーをあなた自身が選べるのが特徴的で、0を選べばほぼ審判の日/Day of Judgmentとなる。相手の盤面に合わせて指定する数を選べる分汎用性が高いが、その代償として重めになっている。
単純なリセットカードとしてはスタンダード範囲でも太陽降下/Sunfallなど強力な対抗馬が存在する。ゆえに、基本的には弱者の報復と同様、パワーの低いクリーチャーを用いるデッキが、自分のクリーチャーを残しつつ対戦相手のクリーチャーを一掃する使い方となるだろう。従来の同系カードと異なり、ミラーマッチにおいても0指定で純粋なリセットカードとして使える分腐りにくい。
エルドレインの森リミテッドでは(ほぼ)無条件の全体除去がこれしかないので、低パワーに拘らずとも十分に価値がある。戦場次第では一方的に有利を取れるし、そこまで上手く行かずともアドバンテージの獲得ぐらいなら容易だろう。
- パワーの指定は解決時に行う。
- パワーが負の値であるクリーチャーは絶対に除去できない(CR:107.1b)。
- オビラの従者/Obyra's Attendants等のパワー低下手段を用いてパワー0以下にすることで範囲外に逃れられる。タフネスが許すならがぶりんご飴/Candy Grappleなどでも可能。
[編集] ストーリー
- 通常版
- ゴドリック/Goddricがドラゴンとしての正体を現し、大餐会/Grand Ballに侵入してきたレッドキャップ/Redcapを焼き払っている(イラスト)。
レッドキャップの強襲によってデルヴァーホウの大餐会が危機にさらされたとき、ゴドリックは不本意ながらその正体を明かして侵入者をドラゴンの火で焼くしかなかったのだ。
- BOX特典版
- タリオン/Talion、エリエット/Eriette、アガサ/Agatha、ヒルダ/Hyldaの4人がエルドレイン/Eldraineから新ファイレクシア/New Phyrexiaを放逐するために忌まわしき眠り/Wicked Slumberを発動する様子が描かれている(イラスト)。