いかづち頭/Thunderheads
提供:MTG Wiki
Thunderheads / いかづち頭 (2)(青)
インスタント
インスタント
複製(2)(青)(あなたがこの呪文を唱えるとき、あなたがその複製コストを支払った回数1回につき、それをコピーする。あなたはそのコピーの新しい対象を選んでもよい。)
防衛と飛行を持つ青の3/3の奇魔(Weird)クリーチャー・トークンを1体生成する。次の終了ステップの開始時に、それを追放する。
ブロッカー生成呪文。出てくるトークンの特性上、実質「攻撃クリーチャーに3点ダメージ」であり、青にとっては貴重なクリーチャー除去となる。
リミテッドではアドバンテージを取れる可能性もあり、除去として優秀な部類に入る。野良剣歯猫/Sabertooth Alley Catや浸透者の魔法印/Infiltrator's Magemark付きクリーチャーも止められる事も高評価。
- 高波/Tidal Waveのアレンジ版と言える。
- 覚醒石のガーゴイル/Wakestone Gargoyleと組み合わせると、ホワイト・ライトニングもどきができる。
- 専用のトークン用イラストが存在する(後述)ものの、長らくMagic Onlineなどのコンピューターゲームでしかお目にかかれなかった。ギルド・キット『イゼット』収録された際、同時にトークン・カードが封入されたことで、現物として初めて入手できるようになった。
[編集] ストーリー
いかづち頭は、稲妻を迸らせる雲でできた守護者の顔を創り出す呪文。魔術師はこの呪文に、より多くのマナを注ぎ込むことで効果を反復し、複数のいかづち頭を呼び出せる。この禁欲的な表情の顔は地面から少なくとも10フィート(3m)の高さに浮いていて、イゼット団鋳造場入り口を不法侵入者から守っている[1]。
[編集] 訳語
「Thunderheads」は普通は「入道雲」のことを指すが、このカードは通常の気象現象ではなく、呪文で人工精霊・奇魔を呼び出すというもの。その設定やイラストから「いかづち頭」と訳されたようだ。ただ、定訳を外れた訳や語感について難色を示す意見もある。
- Thunderhead = "いかづち頭"が定訳になってしまったことで、後世でいかづち頭の戦隊/Thunderhead Squadronなる誤訳を生み出してしまったという弊害もある。
[編集] 脚注
- ↑ Sketches: Thunderheads(Internet Archive)(Daily MTG 2006年3月16日) - イラスト製作過程
- ↑ Guildpact Token Art 1(Internet Archive)(Daily MTG 2006年3月21日)