邪なる大魔導士、ターシャ/Tasha, Unholy Archmage

提供：MTG Wiki

アルケミーホライゾン：バルダーズ・ゲート版のターシャ。忠誠度能力は攻撃してきたクリーチャーへの-1/-1カウンター設置、対戦相手の墓地からのリアニメイト、対戦相手のライブラリーからの踏み倒し。

+1能力

攻撃クリーチャーを-1/-1カウンターにより弱体化させる。

見えざる者、ヴラスカ/Vraska the Unseenや魂の仲介人、ダブリエル/Davriel, Soul Brokerに似た攻撃牽制能力。打点を永続的に下げつつ自身の忠誠度も上がるため、自衛として強力に働く。特にタフネス1のクリーチャーによる攻撃は完封できる。

自身以外のプレインズウォーカーに対する攻撃では誘発しない。そのため、他のプレインズウォーカーを守る目的では使いにくい。

-2能力

護法を付与した上でのリアニメイトだが、対戦相手の墓地から対戦相手が選んだクリーチャーが蘇る。

連打が効く代わりに安定性がないのが難点。あらかじめ除去や切削で対戦相手の墓地にクリーチャーを落とさなければならず、更にその選択肢も相手にあるので最も弱いカードを選ばれてしまう。とは言え、対戦相手も戦力にならないカードを採用するわけではないので、役に立つクリーチャーを釣れる機会もままあるだろう。墓地対策で弱いカードだけ掃除できるとより効果が高い。

-6能力

3倍テレミンの演技/Telemin Performance。

-2能力と同じ理由で不安定な面はあるものの、一度に3体もクリーチャーを得られるためボード・アドバンテージ獲得力が高い。ライブラリー内のクリーチャーが2枚以下の場合はライブラリーアウトとなるため、ノンクリーチャー相手には勝利手段となる。

どの忠誠度能力もやや癖があり、対戦相手のデッキタイプに左右されやすいため、活躍できるか否かはメタゲーム次第。マナ・コストが軽めで、有効に働くデッキ相手にはとことん強力という性質から、どちらかといえばサイドボード向け。一方、クリーチャー戦が中心となるリミテッドならばどの忠誠度能力も扱いやすく、初手ピック級。

• いずれの能力も抽出などのデジタル専用の効果を含まず、テーブルトップでも実現可能なものである。護法を得る点が記憶問題を起こしうる程度か。
• カードイラストは魔女王、ターシャ/Tasha, the Witch Queenの流用。

関連カード

• 魔女王、ターシャ/Tasha, the Witch Queen
• 邪なる大魔導士、ターシャ/Tasha, Unholy Archmage（Arena専用カード）
• ターシャズ・ヒディアス・ラフター/Tasha's Hideous Laughter

参考

• カード個別評価：アルケミーホライゾン：バルダーズ・ゲート - 神話レア