無敵の賛歌/Invincible Hymn
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アラーラの断片で登場したライフリセット系のカード。ライフの値がライブラリーの枚数と同じになる。
カードの性質上、ゲームが長引くほど効果が薄くなっていく。とは言え、よほど終盤でなければ20枚程度はライブラリーは残っているので、清めの風/Blessed Windを考えればそれで十分だろう。8マナと重いので、唱えるまで耐えられるかが問題。マナ加速によってなるべく早い段階で唱えたい。
- ライフの値は解決時に数えたライブラリーの枚数になる。解決後にライブラリーの枚数が変動しても、ライフの値がそれに伴って変わることはない。
- ライブラリーを扱う他の呪文とは異なり、切り直さないことに注意。そのため数える際にカードの順番を変えてはいけない。
- ライフを特定の値に変化する場合、ライフが増える場合には「ライフを得る」、減る場合には「ライフを失う」と扱われる。
- 例えば、恒久の拷問/Everlasting Tormentが戦場に出ている状態でライブラリーの枚数がライフの値よりも多い場合には、ライフは変わらない。
- 双頭巨人戦では、対象プレイヤーのライフ総量が変化する結果、そのプレイヤーの属するチームの共用ライフ総量もその値に変化する。
- 登場時には、そのプレイヤーの割り当てライフ(チームの共用ライフ総量の半分単数切り上げ)との差分だけライフ総量が増減し、その結果が共用ライフ総量に反映されていた。例えば共用ライフ総量が5のときにライブラリーが20枚だったならば、割り当てライフ3と20の差分である17点だけそのプレイヤーはライフを得、共用ライフ総量は22(=5+17)になった。
- ライブラリーの枚数は公開情報なので、特に効果によって指示されなくてもいつでも数えてよい。使う前に数えてからでも唱えられる。また対戦相手から枚数を聞かれたら数えて答えねばならない。
- フェリダーの君主/Felidar Sovereignの勝利条件(アップキープ開始時にライフ40点以上)と相性がよさそう。
- タワーデッキで使われると非常にやる気が削がれるが、使う側も面倒である。
- 同じコンセプトのカードに崩れゆく聖域/Crumbling Sanctuaryがあるが、挙動や性質はかなり異なる。