次元デッキ
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次元デッキ/Planar Deckはプレインチェイス戦を行うために必要な次元カードと現象カードで構築したデッキのこと。各プレイヤーは通常のデッキとは別に次元デッキを1つ用意しなければならない。
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次元デッキの構築
次元デッキは10枚以上の次元カードと現象カードで構築する。ただし、現象カードは2枚までしか入れてはならないし、同名のカードを同じ次元デッキに2枚以上入れてはいけない。
次元デッキを組む際には、(通常のカードからなる)デッキと相性の良い次元カードを入れたり、苦手なアーキタイプに効く次元カードを入れる、などが効率的な組み方になるだろう。例えば、アギレム/Agyremならば白いクリーチャーを積極的に採用する利点があり、シヴ/Shivは赤いデッキ、第四球層/The Fourth Sphereと暗き男爵領/The Dark Baronyならば黒いデッキと相性がよい。また、バント/Bantは緑白青、グリクシス/Grixisは青黒赤、ナヤ/Nayaは赤緑白というように対応する3色のクリーチャーに恩恵を与える。タジーム/Tazeemは土地を並べるデッキの方が効率良く、忘却湖/Lethe Lakeはライブラリー破壊を加速させる。各次元カードを参照のこと(→次元カード一覧、カード個別評価:プレインチェイス2012)。
- 異なるプレイヤーの次元デッキならば、同名の次元カードや現象カードが入っていても問題はない。
単一次元デッキ
選択ルールとして、プレインチェイス戦は全員で1つの次元デッキを共有しても行うことができる。
共有次元デッキの枚数は、通常と異なり以下の内どちらか少ない方を最低の枚数とする。
- 40枚
- 参加者1人につき10枚
したがって、参加者が2人ならば次元デッキの最低枚数は20枚、3人ならば最低30枚、4人以上では最低40枚となる。次元デッキ構築に関するその他のルールは通常とだいたい同じである(同名の次元カードは2枚以上入れてはいけない。現象カードの枚数は参加者の2倍の数まで。次元デッキの枚数に上限はない)。
この選択ルールでは、次元コントローラーは次元カードのオーナーとして扱う。また、ルールや能力がいずれかのプレイヤーの次元デッキを参照する場合には共有の次元デッキを参照する。
参考
引用:総合ルール 20231117.0
引用:総合ルール 20231117.0
- 9 カジュアル変種ルール
- 901 プレインチェイス戦
- 901.14 大乱闘戦 プレインチェイス戦においては、複数の次元・カードや現象・カードが同時にオモテ向き になる。
- 901.14a ゲームの第1ターン開始前に、ターン・マーカーを持ってゲームを始めるプレイヤーはそれぞれ開始時の次元を決める(rule 901.5 参照)。それらのプレイヤーが次元 コントローラーである。
- 901.14b プレイヤーがゲームから離れ、それによってゲームのターン・マーカーの数が減る場合、そのプレイヤーがまず次元 コントローラーでなくなり(他のプレイヤーも次元 コントローラー にならない)、それからそのプレイヤーがゲームから離れる。そのプレイヤーがコントロールしていたオモテ向きの次元・カードや現象・カードは、オーナーの次元デッキの一番下に置かれる。プレインズウォークしたものとしては扱わない。
- 901.14 大乱闘戦 プレインチェイス戦においては、複数の次元・カードや現象・カードが同時にオモテ向き になる。
- 901 プレインチェイス戦