捕われの怪物/Enslaved Horror

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他の各プレイヤーにクリーチャーをリアニメイトさせるデメリットETB能力付きクリーチャー。

黒としては珍しくライフを直撃しないデメリットである。

また、他のプレイヤーの墓地にクリーチャー・カードがなければ何も起こらないわけで、ノンクリーチャー相手に使う、急速な衰微/Rapid Decayなどの墓地対策カードを使う、暗黒の儀式/Dark Ritualから序盤2～3ターンのうちに唱えるなどの手段でデメリットをないようなものとすることも難しくない。

しかし、所詮4/4バニラであり、ファイレクシアの抹殺者/Phyrexian Negatorや隠れ潜む邪悪/Lurking Evil、ファイレクシアの盾持ち/Phyrexian Scutaなどのより強力なスーサイド・クリーチャーたちの影に隠れてまったく注目されなかった。

• マナレシオが低めな黒のクリーチャーの中ではシングルシンボル4マナで4/4というサイズは中々珍しかったが、ドローガーの屍術師/Draugr Necromancerやラゾテプ・スリヴァー/Lazotep Sliverといったデメリットのない上位互換も登場したことからさらに肩身が狭くなってしまった。

関連カード

サイクル

メルカディアン・マスクスの、ETB能力で他のプレイヤーに恩恵を与える187クリーチャーのサイクル。カード名に相手への屈伏を表す受動表現が使われている。

• 魅せられたグリフィン/Charmed Griffin
• 年季奉公のジン/Indentured Djinn
• 捕われの怪物/Enslaved Horror
• 雇われ巨人/Hired Giant
• 狩り立てられたウンパス/Hunted Wumpus

対戦相手に限らない他のプレイヤーに恩恵を与えるため、多人数戦ではコスト・パフォーマンスが向上する。特に影響範囲次第では味方のみにアドバンテージを与える事も可能。

参考

• カード個別評価：メルカディアン・マスクス - アンコモン