忌まわしき眠り/Wicked Slumber
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Wicked Slumber / 忌まわしき眠り (3)(青)
インスタント
インスタント
召集(あなたのクリーチャーが、この呪文を唱える助けとなる。この呪文を唱える段階であなたがタップした各クリーチャーはそれぞれ(1)かそのクリーチャーの色のマナ1点を支払う。)
クリーチャー最大2体を対象とする。それらをタップする。それらのうち1体の上に麻痺(stun)カウンター1個を置く。その後、それらのうち1体の上に麻痺カウンター1個を置く。(麻痺カウンターが置かれているパーマネントがアンタップ状態になるなら、代わりにそれの上から麻痺カウンター1個を取り除く。)
青定番のアンタップ制限インスタント。召集を持ち麻痺カウンターを振り分けることができる。
霜のブレス/Frost Breathに連なるカードだが、麻痺カウンターを割り振っておける点が大きな差異。厄介なクリーチャーを重点的に2ターンの間寝かせ続けることもできる。召集も相まってリミテッドでは時間稼ぎ兼エンドカードとして活躍できる。
- ルール・テキストは一見すると「麻痺カウンター2個を割り振る」という表現にした方が簡潔に見える。しかし、マジックのルールでは割り振る際に「0個」を選ぶことができないため、このような表記になったと考えられる。
- イラストの奥には呪文を掛けているフェアリーがおり、銅の徒党/Copper Hostの妨害をしている。エルドレインの森のプレビューで舞台がエルドレイン/Eldraineであることが確定し、またこの魔法が新ファイレクシアを撃退するだけでなくエルドレインの住民も侵し始めていることを伝えている[1]。
- ストーリー上ではタリオン/Talion、アガサ/Agatha、ヒルダ/Hylda、エリエット/Erietteの四人がかりで唱えられた呪文である。エルドレインの森で収録された四人のうち慈愛の王、タリオン/Talion, the Kindly Lordまたは氷冠のヒルダ/Hylda of the Icy Crownで青マナを支払い、残りを不特定マナに充てることで召集のみでこれを唱えることができる。
参考
- ↑ Magic: the Gathering(マジック米国公式ツイッター 2023年5月5日)