大食い戦争/Food Fight

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Food Fight / 大食い戦争 (1)(赤)
エンチャント

あなたがコントロールしているすべてのアーティファクトは「(2),このアーティファクトを生け贄に捧げる:1つを対象とする。これはそれに、あなたがコントロールしていて《大食い戦争/Food Fight》という名前であるパーマネントの数に1を足した値に等しい点数のダメージを与える。」を持つ。


あなたがコントロールするアーティファクトに使い捨ての置き火力的な能力を与えるエンチャント。ダメージ効率は基本的に「2マナで2ダメージ」、加えて大食い戦争を複数コントロールしていればさらに上昇する。

複数展開できれば置き火力のダメージ量が増えるのが特徴的。サクり台でよくある「複数出しても無駄になる」という弱点を補っているので、複数枚をデッキにいれても無駄になることが少ない点で優れる。とはいえ、こればかりたくさん出しても生け贄にできるアーティファクトがなければ意味がないので、そのバランスが難しいところ。

エルドレインの森環境では特有の食物トークンがあるので、それとの組み合わせがうまく使えるだろう。ただ、食物トークンがもともと持つ「2マナで3ライフ回復」という能力と比較すると、相手本体に撃つのではダメージレースで分が悪いケースも想定できる。除去に利用するなどして、有効活用したい。

リミテッドではレアゆえに2枚以上集めることは絶望的であり、2マナ2点ダメージとして考えることになる。も多少の宝物を生成できるが、できれば食物トークンを扱うと組み合わせたい。を選ばずに宝物を供給し続ける蒐集家の保管庫/Collector's Vaultは良き相方になるだろう。

  • 英語圏において"Food Fight"とは食べ物を投げつけることを指す(参考:Wikipedia:en:Food fight)。その名の通り、食物を投げることを想定しているのだろう。
    • 日本で「フードファイト」といえば「フードファイター」という単語から大食い競争を思い浮かべるだろうが、実はフードファイターはそもそも和製英語である。だが、このイメージを考慮してか「大食い」要素が意訳されている。
    • イラストでは大餐会/Grand Ballドワーフ/Dwarfが、その場にあるものを武器にしてレッドキャップ/Redcapと戦っている様子が描かれている。背景では原義通りの食べ物だけでなく椅子も乱れ飛んでおり、一番手前のドワーフは無理やり食物を食べさせて攻撃しているようにも見える。
武器を集める時間がなかったドワーフたちは、手もとにあるものをなんでも使ってレッドキャップと戦った。

関連カード

参考

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