ロクソドン/Loxodon
提供:MTG Wiki
ロクソドン/Loxodonは、種族の1つ。象の特徴を持つ獣人で、カード化された場合のクリーチャー・タイプは象である。長い鼻と2本の曲がった牙を持ち、直立二足歩行する。ミラディン/Mirrodin、ラヴニカ/Ravnica、シャンダラー/Shandalar、タルキール/Tarkir、アルケヴィオス/Arcaviosに生息していることが確認されている。
クリーチャー — 象(Elephant) 兵士(Soldier)
ロクソドンの懲罰者はそれに付けられている装備品(Equipment)1つにつき+2/+2の修整を受ける。
2/2クリーチャー — 象(Elephant) クレリック(Cleric)
ロクソドンの教主が戦場に出たとき、あなたは4点のライフを得る。
(緑)(白),ロクソドンの教主を生け贄に捧げる:あなたがコントロールする各クリーチャーを再生する。
高い知性と頑強な身体を併せ持つ種族。象だけあってほとんどの者が相応のサイズの中堅クリーチャーである。
初登場はミラディン・ブロックで、人間/Humanであるオーリオック/Auriok、獅子人レオニン/Leoninと並んでミラディン/Mirrodin世界の白の種族の1つとしてデザインされた。ラヴニカ・ブロックなどラヴニカ/Ravnicaを舞台として扱ったセットでは緑白のセレズニア議事会/The Selesnya Conclaveに所属し、タルキール覇王譚ブロックでは緑青赤のティムール境/The Temur Frontierに属する。アルケヴィオスではロアホールド大学/Lorehold College(赤白)に所属するものが見られる。
その多くが非常に理知的かつ文明的な種族であり、職業に従事して社会に貢献している者が多い。彼らの大部分は兵士やクレリックとして活躍している。種族全体としては、白らしく秩序と規律を重んじる傾向が強いが、象であり緑の野生味も残っているためか短気で粗暴な面もある。秩序を乱す敵に懲罰や強打を加えることを専門とする者も少なくない。
- 語源は分類学におけるアフリカゾウ属/Loxodonta。ギリシア語の単語loxo(斜めの)とdonta(歯)を組み合わせて作られた言葉である。
- ちなみに、実は「Loxodon」という名の生き物も存在する。軟骨魚綱メジロザメ目メジロザメ科トガリメザメ属の呼称はそのまま「Loxodon」であり、ここに属する唯一の種「トガリメザメ」の学名は「Loxodon macrorhinus」となっている。
- 直立歩行する哺乳動物型亜人には、サイ型生物のロウクス/Rhoxもいる。色や中型のサイズ、職業の傾向が似ている。
参考
- You Down with O-T-T?(Savor the Flavor 2010年10月27日 Doug Beyer著)
- The Nonhuman Cultures of Mirrodin(Savor the Flavor 2010年12月8日 Doug Beyer著)
- カード名を「ロクソドン」で検索
- 背景世界/ストーリー用語