ドラニス遺跡/Drannith Ruins
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Drannith Ruins / ドラニス遺跡
土地
土地
(T):(◇)を加える。
(2),(T):このターンに戦場に出て人間(Human)でないクリーチャー1体を対象とする。それの上に+1/+1カウンター2個を置く。
そのターンに戦場に出た人間でないクリーチャーを強化する土地。
進化の中心、ノヴィジェン/Novijen, Heart of Progressの系統のカードの1枚だが、アンタップインするぶんマナ基盤としては信頼しやすく、強化も+1/+1カウンター2つと強力だが、起動コストに実質3マナを要求するためクリーチャー自体のマナ・コストも加味すると使用できるのは中盤戦以降のみとなる。
待機・予顕・包囲戦などコストを先払い・または分割払いできるカードと相性が良く、強化のために必要なマナを残しつつ質の良いクリーチャーを戦場に出せる。神河:輝ける世界のクリーチャーに変身する英雄譚も追放領域を介して戦場に出直しているので強化条件を満たせる。
スタンダードではマナフラッド対策としてミレックス/Mirrexや噴水港/Fountainportなどの優秀なアンタップイン土地と競合しており、起動コストの軽い樫穴村/Oakhollow Villageの存在もあって長らく存在感を発揮していなかったが、世界選手権24では原根健太がディミーア・ミッドレンジに採用していたことで話題を呼んだ。遠眼鏡のセイレーン/Spyglass Sirenをはじめとする軽量クリーチャーや分派の説教者/Preacher of the Schismのトークンを戦力として運用しやすくなる点、大洞窟のコウモリ/Deep-Cavern Batへの除去を一部回避できる点などが強みとして意図されている[1]。
- ドラニス/Drannithが破壊された、という機械兵団の進軍のストーリーを鑑みると、このRuinsは"廃墟"の意味の方が適切と思われる。
先のオーンと同様に、ドラニスはイコリアの怪物の遊び場と成り果てた。
- 類似カードについては進化の中心、ノヴィジェン/Novijen, Heart of Progressのページを参照。
参考
- ↑ 世界選手権に向けたディミーアミッドレンジ調整録(2024年10月31日)