落とし子
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落とし子/Spawnは、クリーチャー・タイプの1つ。このクリーチャー・タイプを持つクリーチャー・カードは1枚のみで、トークンのクリーチャー・タイプとして使用されている方が多い状況である。
クリーチャー — 落とし子(Spawn)
あなたのアップキープの開始時に、あなたが島(Island)を1つ生け贄に捧げないかぎり、Elder Spawnを生け贄に捧げ、それはあなたに6点のダメージを与える。
Elder Spawnは赤のクリーチャーによってはブロックされない。
アーティファクト
クリーチャーを1体、生け贄に捧げる:落とし子の穴の上に蓄積(charge)カウンターを1個置く。
(1),落とし子の穴から蓄積カウンターを2個取り除く:無色の2/2の落とし子(Spawn)アーティファクト・クリーチャー・トークンを1体生成する。
同族 ソーサリー — エルドラージ(Eldrazi)
無色の0/1のエルドラージ(Eldrazi)・落とし子(Spawn)クリーチャー・トークンを5体生成する。それらは「このクリーチャーを生け贄に捧げる:(◇)を加える。」を持つ。
レジェンドのElder Spawnの持つクリーチャー・タイプとして初めて登場した。それから長らくこのクリーチャー・タイプを用いるカードは登場せず、次に登場したのはなんと10年近くも後のエキスパンションであるダークスティールに収録された落とし子の穴/Spawning Pitだった。
しばらくはElder Spawnと落とし子の穴の2枚体制が続いたが、2008年1月にはオラクル変更でElder Spawnがエレメンタルに変更され、落とし子の穴のクリーチャー・トークンの専用クリーチャー・タイプとなってしまった。
しかし2010年、エルドラージ覚醒にてエルドラージ・落とし子・クリーチャー・トークンを生み出すカードが多数収録され、エルドラージ・落とし子を参照するカードも同時に収録された。さらに2011年9月にElder Spawnが落とし子に復帰し、再度カードとしても存在するようになった。戦乱のゼンディカーではエルドラージ・末裔に取って代わられたが、モダンホライゾン3ではエルドラージ・落とし子トークンを生成する新規カードが多く登場した。
タイプ的カードとしては末裔と共有で隆起する災い魔、アズラスク/Azlask, the Swelling Scourgeが存在する。
- エルドラージ・落とし子・クリーチャー・トークンは、いずれも「このクリーチャーを生け贄に捧げる:(◇)を加える。」という能力を持っている。
- Spawnはカエルや魚の卵や幼生、子供の蔑称、菌糸などの意味だが、フィクションにおいては「邪悪な存在から生まれ落ちた怪物」というニュアンスを含んで使われる事も多く、クリーチャー・タイプとしての落とし子もそのイメージと思われる。
ストーリー
- ゼンディカー/Zendikar
- エルドラージ・ドローンにより生み出される、最も小型のエルドラージ/Eldrazi。上位のエルドラージが吸収したマナを受け取って蓄える事ができ、次に落とし子達が吸収される事で新たな上位のエルドラージが孵化する。エルドラージ/Eldraziの項も参照。