ケトラモーズ/Ketramose

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2025年1月25日 (土) 01:39時点におけるAE2 (トーク | 投稿記録)による版

ケトラモーズ/Ketramoseは霊気走破のキャラクター。カードとしては霊気走破の新たな夜明け、ケトラモーズ /Ketramose, the New Dawnが初出。

解説

アモンケット/Amonkhetの神の一柱。男性。黄金色の獅子の頭部と筋肉質な人間/Humanの胴体を持ち、オケチラ/Oketraの武器を思わせる弓矢を手にしている。

ケトラモーズは若き神で、アモンケットの生者たちの生き延びるという壮絶な意志と、アモンケットのアンデッドたちの生者を守るという壮絶な意志から生まれた。彼は夜明け、明日を待つ未来、生者と名誉ある死者、希望、結束、忍耐、農民の神である。彼の誕生はサブ＝スネン/Sab-Sunenの到来に続いて起こった。新ファイレクシア/New Phyrexiaによる侵略が終わった後、ナクタムン/Naktamunを流れる復興したルクサ川/The Luxa Riverの岸辺に生える葦から生まれ、そのきらめく水から出でたのだ。

アモンケットの生存者たちの間では、ケトラモーズとサブ＝スネンを崇拝する教団が結成され、彼らは二柱に敬意を表して新たな神殿を建立した。この二柱の神々はアモンケットの人々に愛されており、そして人々は今回こそついに自分たちの神が自分たちのものとなったことを知っている――異邦人の暴君によって歪められも堕落させられもせず、嘲笑の中で死から蘇ったわけでもない。この二柱の神性は、不確かな未来に立ち向かうアモンケットの人々の熱望から生まれた、新時代の最初の神々なのだ。

経歴

修復の刻/Hour of Restoration

バスリ・ケト/Basri Ketはオケチラ神を蘇らせる方法を探していた。今は亡きテムメト/Temmetがその方法を知ると確信したバスリは、彼を埋葬したマヒタブ/Mahitabとニハレト/Niharetに案内を依頼し、テムメトの眠るピラミッドへたどり着く。だがキチン宮廷/The Chitin Courtのアンデッドが現れテムメトの遺体を奪おうとし、ニハレトも宮廷の信奉者としての本性を表す。バスリの望みが潰えるかと思われた時、彼の祈りに呼応するかのように巨大な何かが姿を現した。それはオケチラを母と呼ぶ神、ケトラモーズであった。彼はテムメトを拾い上げると、まばゆい光とともにその身体を腐敗から解放し蘇らせた。その様子を見たバスリは、死してなおオケチラが自分たちを導いているのだと実感した。

決着へ/First Over the Line

ギラプール・グランプリ/The Ghirapur Grand Prixの最中、チャンドラ/Chandraたちはアモンケットのオアシスに不時着し、野宿をすることとなった。ケトラモーズは一人思い悩むチャンドラの前に現れると、周囲を見渡すよう勧めた。彼女が見たのは、かつてニコル・ボーラス/Nicol Bolasに傷つけられたアモンケットに、生命が溢れている様子だった。その光景に元気づけられたチャンドラは、お礼として他の次元/Planeの知識をケトラモーズに伝えるのだった。