ドラゴン呼びの儀式/Rite of the Dragoncaller

提供：MTG Wiki

インスタントやソーサリーにドラゴン・クリーチャー・トークンのオマケを付けるエンチャント。

他のアクションのオマケで並べられる戦力としては5/5飛行は破格の性能。2体も出せればコスト・パフォーマンスとしては上々で、唱える時点で誘発するので打ち消しにも強くなる。

問題はこれ自身が6マナと重いこと。いくら打ち消しに強くなるとはいえこれ自体が打ち消されれば元も子も無いし、コントロールデッキのフィニッシャーとする場合は置いた直後が最大の隙となる。

ファウンデーションズのリミテッドでも5/5のフライヤーは1体生成するだけでフィニッシャーを務めうる性能だが、6マナのビッグアクションに加えて特定のカード・タイプを要求するあたり運用は難しく、スペル重視の青赤以外のデッキへの適性は低い。とはいえファウンデーションズの青は除去枠にエンチャントが多いため、ピック状況によっては青赤でも運用しづらくなる可能性があるのが悩ましい。ひるがえって、汎用性のあるインスタントやソーサリーさえ多ければ赤系のデッキの高マナ域を埋めうるため、前のめりな色の組み合わせでも優秀な除去を一定数ピックできている状況ならダメ押し的にこのカードを採用することもあるか。

• ファウンデーションズには4/4のドラゴン・トークンを生成するドラゴンの調教師/Dragon Trainerも収録されており、トークン・カードも2種類存在するので混同しないよう注意。

[編集] 参考

• トークン・カード(マジック米国公式サイト日本語版　カードイメージギャラリー)
• カード個別評価：ファウンデーションズ - 神話レア