惑いの迷路/Mystifying Maze
提供:MTG Wiki
2024年8月3日 (土) 18:45時点におけるAerugo aeruginosa (トーク | 投稿記録)による版
Mystifying Maze / 惑いの迷路
土地
土地
(T):(◇)を加える。
(4),(T):対戦相手1人がコントロールする、攻撃しているクリーチャー1体を対象とし、それを追放する。次の終了ステップの開始時に、それをオーナーのコントロール下でタップ状態で戦場に戻す。
攻撃クリーチャー1体を無力化できる土地。イス卿の迷路/Maze of Ithのスタンダード向け調整版。
実質5マナかかることになるが、色を選ばずに使える防御手段は便利。タップインなどの制約もないため土地のスロットに入ることも加味すれば悪くない性能。イス卿の迷路と異なりクリーチャーを一時的に追放するため、カウンターで強化されるクリーチャーやトークンに対しては本家以上に有効に機能する。代わりに各種のETB能力や戦場を離れたときの能力を誘発させてしまうので注意。
当時のスタンダードにはキッカーやLvアップを持つクリーチャーが存在し、特にミラディンの傷跡以降は生体武器をはじめとする有用な装備品やプロテクション持ちのクリーチャーが増え、感染持ちやワームとぐろエンジン/Wurmcoil Engineのようにそもそも戦闘をさせたくない相手も増加したため、このカードが有効に働く機会も多くなった。同時に原始のタイタン/Primeval Titanなどのタイタン・サイクルやマイアの戦闘球/Myr Battlesphereといったクリーチャーもよく見かける環境であり、これらに対しては「攻撃誘発型能力を使われた挙句ETBまで再利用されてしまう」と、まったく対策にならない。このように相手によって良し悪しがはっきり出るため好みが分かれ、採用に懐疑的なプレイヤーも多く、華々しい活躍を遂げることもなかったが、コントロールデッキでは1枚挿しの形で採用された。