地質鑑定士/Geological Appraiser
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クリーチャー — 人間(Human) 工匠(Artificer)
地質鑑定士が戦場に出たとき、あなたがこれを唱えていた場合、発見3を行う。(マナ総量が3以下であり土地でないカード1枚が追放されるまで、あなたのライブラリーの一番上から1枚ずつ追放していく。それをそのマナ・コストを支払うことなく唱えるか、あなたの手札に加える。残りをあなたのライブラリーの一番下に無作為の順番で置く。)
3/2クリーチャーとしては3/2という2~3マナ域相当のスペックであるため、2~3マナのカードを発見で唱えられれば十分な結果と言える。
誘発条件に「唱えた時」という制約があるので明滅やコピー・トークンの生成では再利用できないが、地質鑑定士のコピーとして戦場に出られるカードを唱えてこれをコピーしたならば再利用できる。スタンダードに該当条件を満たす3マナ以下のカードは存在しないものの、パイオニアならば玻璃池のミミック/Glasspool Mimicなどを用いて連鎖可能。
スタンダードではラクドス・ミッドレンジに採用される。
パイオニアでは発見デッキを成立させた。これは発見先を異界の進化/Eldritch Evolution(および玻璃池のミミックなど、これをコピーし再利用できるカード)に絞ることでこれ1枚から嘶くカルノサウルス/Trumpeting Carnosaurを確実に呼び出せるようにし、あちらでさらなる連鎖を狙うコンボデッキであった。しかしその危険性から、後述の通りトーナメントリーガル化から1か月未満で禁止された。
単純に中堅クリーチャーにカード・アドバンテージが付いてくるため、リミテッドではデッキを選ばず強力である。
- 4マナ3/2にライブラリーから3マナ以下のカードを踏み倒す効果と、血編み髪のエルフ/Bloodbraid Elfを連想させるデザイン。
- イクサラン:失われし洞窟シーズンのWPNプロモパックに封入されている、ダークフレーム版プロモーション・カードのひとつに選ばれている(カード画像)。
禁止指定
2023年12月4日より、パイオニアで禁止カードに指定される[1]。1~2マナの対抗手段がないと最速3ターンキルが成立してしまう性質が、フォーマットを衰退させかねないと判断されたため。
再調整
2024年3月5日、MTGアリーナのアルケミーおよびヒストリックで使用可能なカードについて再調整が行われた。
発見デッキを弱体化させるため、マナ・コストが(2)(赤)(赤)から(3)(赤)(赤)へ引き上げられた[2]。
脚注
- ↑ December 4, 2023 Banned and Restricted Announcement/2023年12月4日 禁止制限告知(Daily MTG 2023年12月4日 Dan Musser著)
- ↑ MTG Arena Announcements – March 4, 2024(Daily MTG 2025年3月4日)