悪魔牙のノール、ターグ・ナール/Targ Nar, Demon-Fang Gnoll
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伝説のクリーチャー — ノール(Gnoll)
集団戦術 ― 悪魔牙のノール、ターグ・ナールが攻撃するたび、あなたがこの戦闘フェイズに攻撃させたクリーチャーのパワーの合計が6以上である場合、ターン終了時まで、すべての攻撃クリーチャーは+1/+0の修整を受ける。
(2)(赤)(緑):ターン終了時まで、悪魔牙のノール、ターグ・ナールのパワーとタフネスを2倍にする。
集団戦術によって攻撃クリーチャーのパワーを全体強化する伝説のノール。4マナで自身のパワーとタフネスを2倍にする。
リミテッドではアンコモンの伝説のクリーチャー・サイクルの中でもデヴィルに選ばれし者、ファリダ/Farideh, Devil's Chosenや隠棲した絵描き、カレイン/Kalain, Reclusive Painterのようにアーキタイプの柱になるようなタイプではなく、単体での能力が高いタイプのカード。ただ赤緑で組む場合2マナ域はホブゴブリンの隊長/Hobgoblin Captainやノールの狩人/Gnoll Hunterのような優秀なコモンがいるため、ドラフトでも除去より優先してピックするほどでもない。集団戦術を活かすなら群がるゴブリン/Swarming Goblinsのような面展開ができるカードと組み合わせたい。
構築ではそのマナ・コストを活かしバード・クラス/Bard Classを使用するデッキへの採用が考えられる。
[編集] 関連カード
[編集] サイクル
フォーゴトン・レルム探訪の、アンコモンの2色の伝説のクリーチャーサイクル。それぞれリミテッドの2色のアーキタイプに対応している。
- 遺跡探し、ハーマ・パシャール/Hama Pashar, Ruin Seeker(白青、ダンジョン)
- ウンドゥル族のバローウィン/Barrowin of Clan Undurr(白黒、ダンジョン)
- バルダーズ・ゲートのクライドル/Krydle of Baldur's Gate(青黒、サボタージュ能力)
- デヴィルに選ばれし者、ファリダ/Farideh, Devil's Chosen(青赤、ダイス)
- 隠棲した絵描き、カレイン/Kalain, Reclusive Painter(黒赤、宝物)
- 死の囁き、シェスラ/Shessra, Death's Whisper(黒緑、クリーチャーの死亡)
- 悪魔牙のノール、ターグ・ナール/Targ Nar, Demon-Fang Gnoll(赤緑、集団戦術)
- ブルーノー・バトルハンマー/Bruenor Battlehammer(赤白、装備品)
- 月の踊り手、トレラッサーラ/Trelasarra, Moon Dancer(緑白、ライフ回復)
- グレッチェン・ティッチウィロー/Gretchen Titchwillow(緑青、ランプ)
[編集] ストーリー
ターグ・ナール/Targ Narはダンジョンズ&ドラゴンズに登場するノール(イラスト)。
他の多くのノールと同様に、ターグ・ナールも「ノールの王」として知られるデーモンロード、イーノグフ/Yeenoghuを信奉している。イーノグフの牙/Fang of Yeenoghu、あるいは悪魔牙/Demon-Fangと呼ばれるターグ・ナールが引き裂いた獲物の肉は、イーノグフの力によって食べたハイエナをノールに変化させる力を帯びている。
ターグ・ナールはイーノグの軍勢を九層地獄の最上層アヴェルナスへと向かわせ、ソード・オヴ・ザリエルを手に入れるという任務を帯びている。アヴェルナスで彼はナルフェシュネー/Nalfeshneeというデーモンに仕えながら、十五体のノールの群れを率いている。
- 第5版のシナリオ集「バルダーズ・ゲート 地獄の戦場アヴェルヌス/Baldur's Gate: Descent into Avernus」に登場するNPC。そちらでの日本語訳は“タルグ・ナル”。
[編集] 参考
- The Legends of Adventures in the Forgotten Realms/『フォーゴトン・レルム探訪』の伝説たち(Daily MTG 2021年7月16日 James Wyatt著)
- カード個別評価:フォーゴトン・レルム探訪 - アンコモン