面晶体/Hedron
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面晶体/Hedronは、ゼンディカー・ブロックで初登場したアーティファクト。ゼンディカー・ブロックをはじめ、ゼンディカー/Zendikarを舞台としたいくつかのセットのエキスパンション・シンボルにもなっており、そこからの一連のストーリーのキー・アイテムである。
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解説
ゼンディカー/Zendikar全域に渡って存在する構造物(イラスト)。ルーンの刻まれた縦長の八面体の石柱で、最も大きいものでは15キロに達する。空を漂うものもあれば地中に埋まっているものもあり、完全なものもあれば壊れてしまっているものもある。重力を固定し地形を変動するほどの絶大な力を保持しており、面晶体は失われた古代文明の残した遺跡だと噂されている。
その正体はゼンディカーの守護者であるプレインズウォーカー/Planeswalker、ナヒリ/Nahiriが切り出した石柱にウギン/Uginが龍魔術のルーンを刻んだものであり、多元宇宙/Multiverse全体の脅威であるエルドラージ/Eldraziを引き寄せ、封印するための装置だった。
ナヒリは鎖のヴェール/The Chain Veilの呪いを浄化する手段を求めてゼンディカーを訪れたオブ・ニクシリス/Ob Nixilisの額に面晶体を埋め込み、プレインズウォーカーとしての力を封じている(この時呪いも消えた)。
- マジック2015―デュエルズ・オブ・ザ・プレインズウォーカーズでは、ゲームのプレイヤーがこの面晶体を摘出し、ヴェールの呪いに侵されていたガラク/Garrukに埋め込まれ、その呪いを抑制するのに役立った。
長い封印の間に面晶体はエルドラージに浸食され、彼らの力になってしまっている。
タルキール覇王譚ブロックのストーリーでは、サルカン・ヴォル/Sarkhan Volがウギンの目/Eye of Uginから持ち出した面晶体の欠片が彼をタルキールの過去の世界へ送り、死に瀕したウギンを救う力となっている。
戦乱のゼンディカー・ブロックのストーリーでは面晶体を利用するエルドラージという描写は影を潜めており、逆にゼンディカー人が面晶体を加工してエルドラージに対する武器として使ったり(イラスト)、エルドラージを封じ込めるために使っている(イラスト)。
登場
登場カード
- ゼンディカー
- 面晶体のカニ/Hedron Crab、面晶体集め/Hedron Scrabbler
- ワールドウェイク
- 面晶体の流浪者/Hedron Rover
- エルドラージ覚醒
- 夢石の面晶体/Dreamstone Hedron、面晶体のマトリックス/Hedron Matrix、号泣の石/Keening Stone
- 基本セット2015
- 危険な櫃/Perilous Vault
- 戦乱のゼンディカー
- 連結面晶体構造/Aligned Hedron Network、面晶体の記録庫/Hedron Archive、面晶体の刃/Hedron Blade、突き抜けの矢/Pathway Arrows、面晶体の掘削者、ザダ/Zada, Hedron Grinder
- ゲートウォッチの誓い
- 面晶体の連結/Hedron Alignment、面晶体の這行器/Hedron Crawler
- 統率者2016
- 水晶の這行器/Crystalline Crawler
- ゼンディカーの夜明け
- 絡みつく花面晶体/Tangled Florahedron、無限の構築物/Myriad Construct、構築物(トークン・カード)
- Unfinity
- 持ち物検査/Bag Check
- ジャンプスタート2022
- 次元の大地図/Planar Atlas
- この他、ゼンディカー/Zendikarを舞台としたカードには背景に面晶体の描かれたカードが多数存在している。