オーラの移植/Aura Graft

提供：MTG Wiki

エンチャントのコントロールを得るカードとしては最も軽い。しかもインスタント。

ただし、パーマネントにエンチャントするタイプのエンチャントしかコントロールを得ることができない。また、コントロールを得たエンチャントは他のパーマネントに張り替えなければいけない。

対戦相手に貼り付けられた平和な心/Pacifismや魂の絆/Spirit Linkを張り替え直すのが王道だが、インスタントで張り替えられる事を利用して自身の個別エンチャントを張り替えても良い。スタンダードでは、リスの巣/Squirrel Nestを奪うためにサイドボード要員になっていたこともある。

類似の効果を持つカードは無くエンチャント移動/Enchantment Alterationとエンチャント奪取/Steal Enchantmentを組み合わせたようなカードである。

• これによりオーラをつけることは対象にとっていないため、アンタッチャブルにつけることも可能である。
• 以前はオーラならなんでも対象に取れたためにエンチャント（プレイヤー）のコントロールも得ることができたが、2007年1月のオラクル更新により、いずれかのパーマネントにエンチャントしてるオーラしか対象にとれなくなった。
• 「他のパーマネントへの付け替え」は強制なので、適切なパーマネントが存在するならば必ず付け替えしなければならない。だが、もし適切な付け替え先がなくても、この呪文自体が打ち消されることはない。この場合、オーラの付け直しは発生しないが、オーラのコントローラー変更は起きる。

参考

• カード個別評価：オデッセイ - アンコモン
• カード個別評価：第１０版 - アンコモン