探索する獣/Questing Beast

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エルドレイン/Eldraineの騎士達へ試練を与える伝説のビースト。警戒、接死、速攻、威圧、ダメージ軽減無視、対戦相手のプレインズウォーカーへ巻き込んでダメージを与える能力と、6つものメリット能力を兼ね備えたすさまじい戦闘能力を持つ。

標準以上のマナレシオと速攻・威圧・プレインズウォーカーへの「同時攻撃」能力により、ダメージレースを大きく傾ける力を持つ。軽減を防ぐ能力によりプロテクションや根の罠/Root Snare系にも止められず、警戒と接死により守りに回っても盤石である。除去耐性だけは持たないためこれだけにフィニッシャーを任せるのは難しく、ミッドレンジが中盤の攻防に使うのに適している。

リミテッドでも強力無比で、低パワーの接死持ちによる相打ちやチャンプブロックによる時間稼ぎを許さず確実に相手を追い込んでくれる。

• プレインズウォーカーだけにダメージを与える効果を持つ初のカード。

ストーリー

探索する獣/Questing Beastは、エルドレイン/Eldraineの幻獣。アルジェナス・ケンリスは探索する獣から与えられたHigh Questを達成することで、5つの王国を統べる崇王/High Kingとして認められた。

• モチーフは、アーサー王伝説に登場する唸る獣/Questing Beastだろう。元ネタではアーサー王が自分の姉と知らずに子を成した凶兆として夢の中に表れた獣であるが、エルドレインでの探索する獣は実在し人間を導く存在であるようだ。名前についても、元ネタは古英語から訳されるにあたり「猟犬が獲物を追って唸る」の意味から「唸る」と訳されたが、マジック：ザ・ギャザリングではそれを捻って探索を与える存在として登場させている(日本以外の各言語でも探索の意味で訳されている)。

参考

• カード個別評価：エルドレインの王権 - 神話レア