ジンジャーブルート/Gingerbrute
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Gingerbrute / ジンジャーブルート (1)
アーティファクト クリーチャー — 食物(Food) ゴーレム(Golem)
アーティファクト クリーチャー — 食物(Food) ゴーレム(Golem)
速攻
(1):このターン、ジンジャーブルートは、速攻を持つクリーチャーにしかブロックされない。
(2),(T),ジンジャーブルートを生け贄に捧げる:あなたは3点のライフを得る。
ブリキ通りの身かわし/Tin Street Dodgerに似た回避能力を持ち、地味ながら確実なクロックを刻み、いざという時には食べることで延命できる。ブリキ通りの身かわしと同じく災厄の行進/Cavalcade of Calamityと相性も良い。
リミテッドでは跳ね橋/Crashing Drawbridgeが天敵だが、どの色でも使え後半引いても使い道がある。
- 食物はアーティファクト・タイプである。ルールや効果がジンジャーブルートのクリーチャー・タイプを参照するなら、それはゴーレムのみを参照する。
- 待機で出たクリーチャー、世界を揺るがす者、ニッサ/Nissa, Who Shakes the Worldなど一部の土地をクリーチャー化する効果、荒くれたちの笑い声/Outlaws' Merrimentのトークンなど、紙では視覚的にわかり辛い永続的に速攻を持たせるカードには注意。
- カード名は「gingerbread(ジンジャーブレッド)」と「brute(酷い人、嫌な奴)」を組み合わせた造語だろう。
開発秘話
モチーフは、アメリカの雑誌発祥の童話『ジンジャーブレッドマン』。人型の焼き菓子、ジンジャーブレッドマンが自分を作った人間のもとから逃げ出し、動物たちからも逃げ、最後にはキツネに食べられてしまうという物語である。
これはエルドレインの王権の中でも最初にデザインされたカードの1枚だが、このセットに相応しいかどうか、開発部内でも意見が分かれるカードであった。最終的に、しゃべる動物(『長靴をはいた猫』など)は子供向けおとぎ話の領域に踏み込みすぎているとされたが、これは残されることになった[1][2]。
ストーリー
ジンジャーブレッドでできた、残忍で素早いゴーレム(イラスト)。身長60cm。美味しいお菓子を焼こうとした作り手の意図に反し、動き回る獰猛なモンスターと化してしまった[2]。
どうやらあのラベルのない瓶の中身はバニラエッセンスではなかったようだ。
脚注
- ↑ Singing in the Eldraine/エルドレインに唄えば(Making Magic 2019年9月16日 Mark Rosewater著)
- ↑ 2.0 2.1 Worldbuilding Eldraine/エルドレインの世界構築(Card Preview 2019年9月11日 Cynthia Sheppard著)