調和の公有地/Plaza of Harmony

提供：MTG Wiki

自分がコントロールしている門と同じマナを出せる土地。門がなければ無色マナしか出せないが、門があれば多色地形となり、ETBでライフも得られる。

性能を発揮するにはあらかじめ門を出しておく必要があるものの、少なくとも無色マナは出せてデメリットもなくおまけ付きの2～5色地形は強力。全ての門はタップイン故にテンポを失い、その間にライフも失いやすいという欠点をある程度補うことができるのは嬉しい。構成次第では反射池/Reflecting Poolをも超える使い勝手になってくれる。これが収録されているラヴニカの献身には同じく公有地/Plazaを冠するギルド門通りの公有地/Gateway Plazaがあるため、揃えれば簡単にすべての色と無色マナを生み出すことができる。

ただし多色地形は条件付きでもアンタップインの土地が優先されるため、門の優先度は低い。門2つ以上というETB能力の条件も通常のデッキでは満たしにくく、存分に性能を活かすためには意識してデッキを構築する必要があるだろう。

ターボゲートでは生命線となるカード。貴重な優先的に積めるアンタップイン土地であり、1,2ターン目に他の門を出して3ターン目にこれから門破りの雄羊/Gatebreaker Ramにつなぐなどしてテンポを保てるのは重要。色拘束の厳しいカードを採用する場合は同色のマナを複数捻出するためのマナ基盤としても有用。

• 「生み出すことのできる」マナは、ルール上定義されている用語であり、直感とややずれる場合もある。詳細は生み出すことのできるの項を参照。
• ギルド門通りの公有地と違いこれ自体は門ではないため、門を数える際に要注意。特に紙のマジックでは並べ方に気を付けたい。

参考

• ５色地形
• カード個別評価：ラヴニカの献身 - レア