他の〜とのバンド
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他の〜とのバンド/Bands with Other 〜 | |
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種別 | 常在型能力 |
登場セット | レジェンド |
CR | CR:702.22b |
他の〜とのバンド/Bands with Other 〜は、レジェンドで登場した、キーワード能力・バンドの特殊な形態。
定義
プレイヤーが攻撃クリーチャーを指定する際、「他の[性質]とのバンド」を持つ[性質]クリーチャー1体以上を含む任意の数の[性質]クリーチャーを1つの「バンド」として指定してもよい。プレイヤーは同時にいくつの攻撃バンドを指定してもよいが、各クリーチャーは同時に2つ以上のバンドに所属することはできない。
戦闘ダメージ・ステップの間、攻撃クリーチャーが「他の[性質]とのバンド」を持つ[性質]クリーチャーと他の[性質]クリーチャーの両方によってブロックされた場合、(アクティブ・プレイヤーでなく)防御プレイヤーが攻撃クリーチャーのダメージの割り振りを決める。そのプレイヤーはそのクリーチャーの戦闘ダメージを、ブロックしているクリーチャーすべての中で任意に割り振ることができる。
戦闘ダメージ・ステップの間、ブロック・クリーチャーが「他の[性質]とのバンド」を持つ[性質]クリーチャーと他の[性質]クリーチャーの両方をブロックした場合、(防御プレイヤーでなく)アクティブ・プレイヤーがブロック・クリーチャーのダメージの割り振りを決める。そのプレイヤーはそのクリーチャーの戦闘ダメージを、それにブロックされているクリーチャーすべての中で任意に割り振ることができる。
解説
要するに制限付きのバンド。通常のバンドとは基本的には同じ処理を行うが、以下の2つが異なる。
- この能力で作ることができる攻撃バンドには、[性質]クリーチャーのみが参加でき、「他の[性質]とのバンド」を持つ[性質]クリーチャーを1体以上含まなければいけない。[性質]でないクリーチャーは参加できない。
- この能力による戦闘ダメージ割り振りの権利を得るためには、「他の[性質]とのバンド」を持つ[性質]クリーチャーと他の[性質]クリーチャーが必要となる。
レジェンドの土地サイクルが該当する色の伝説のクリーチャーに与える、またはMaster of the Huntが生成するトークンが持つ。また、TolariaとShelkin Brownieはこれを失わせる能力を持つ。この能力を最初から持っているカードは黒枠にはなかったのだが、アンヒンジドで「他の恐竜とのバンド」を持つOld Fogeyが登場した。
旧ルール
以前はバンドに参加できる条件が異なっていた。以前の条件は「『他の[性質]とのバンド』を持つクリーチャーかバンドを持つクリーチャー」と、非常に限られた範囲でしかバンドを組むことができず、また、「他の[性質]とのバンド」を持つクリーチャーが[性質]である必要はなかった。
その能力名に反して「他の[性質]とのバンド」を持たない[性質]クリーチャーはそのバンドに参加できない旧ルールだったが、基本セット2010発売に伴う総合ルールの更新で、その能力名の言い回しに基づく、より直感的な方法で機能させるために、現在の能力へと変更された。(→July 2009 Update Bulletin - Rule Changes参照)
- 以前の総合ルールはバンドとは別の項が設けられ、その項にバンドの構成方法が記載されていたが、ルール変更時にバンドの項へと統合された。
その他
- 元々レジェンドのバニラの伝説のクリーチャー(当時はレジェンドの召喚)はすべて「他のレジェンドとのバンド」を持っていたのだが、テストプレイの結果あまりに強かったので没になった(→「貴様裏切ったな!」(相楽守人訳))。
- Mark Rosewaterは自身のTumblrにおいて、このメカニズムのストーム値は11であると(冗談半分で)回答している(参考 )。
参考
- 「他の とのバンド」でテキスト検索
- Make No Mistake(Making Magic 2003年11月10日) - その14
- M:tGやっちまった小咄集(個人サイト「Braingeyser」、上の記事の和訳)
- バンド
- キーワード能力
- ルーリング
引用:総合ルール 20231117.0
- 7 その他のルール