暴勇
提供:MTG Wiki
暴勇(ぼうゆう)/Hellbentは、ディセンションでラクドス・ギルド(黒と赤)に割り当てられた能力語。未来予知で再登場した。
Gobhobbler Rats / 粘液絡みの鼠 (黒)(赤)
クリーチャー — ネズミ(Rat)
クリーチャー — ネズミ(Rat)
暴勇 ― あなたの手札にカードが無いかぎり、粘液絡みの鼠は+1/+0の修整を受けるとともに「(黒):粘液絡みの鼠を再生する。」を持つ。
2/2Demonfire / 悪魔火 (X)(赤)
ソーサリー
ソーサリー
クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。悪魔火はそれにX点のダメージを与える。このターン、これによりダメージを与えられたクリーチャーが死亡するなら、代わりにそれを追放する。
暴勇 ― あなたの手札にカードがないなら、この呪文は打ち消されず、そのダメージは軽減されない。
解説
自分の手札にカードが無い場合に限り、何らかの恩恵を得る能力や、起動できる起動型能力を表す。自然と手札を消費する色である黒・赤にはうってつけの能力である。
ギルドに割り当てられた能力の中では、悪魔火/Demonfireなど一部のカードを除き活躍の機会は少なかった。当時のスタンダード環境には黒赤デッキがそう多くなかったことに加え、同ブロックには闇の腹心/Dark Confidantという優秀なドローエンジンがあり、これと暴勇の相性が悪かったのもその一因。
- リミテッドで暴勇持ちカードをたくさん使う時は、マリガンで手札が減らせることも覚えておきたい。狙ってやることもあまり無いだろうが、重すぎる場合や土地が多い場合だとなかなか暴勇しない。
- カスレアの空虚自身/One with Nothingの使い道として話題に挙がった。しかし、暴勇が登場したディセンションでは、暴勇の条件を満たす目的ではより有用な無知の喜び/Ignorant Blissが登場している。
- 手札が無くなるというのはなかなかリスクの高い状況なのだが、それをキープするバーニングブリッジ、エンプティ・ハンドロック等のデッキが過去にいくつか存在している。
- アモンケット・ブロックでは、暴勇を元にしたあなたの手札が1枚以下であることを条件とした能力を持つカードが登場した。これらは開発部で「ちょい勇/Heckbent」と呼ばれていた[1]。
脚注
- ↑ 『アモンケット』語り その2(Making Magic 2017年5月1日)