粉砕の嵐/Shatterstorm
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赤のアーティファクト全体除去。単体除去の粉砕/Shatterと比べると、マナ・コストが2倍でソーサリーだが、戦場全体に影響を与える上に再生も許さない。やや重めではあるが、このリセット効果は魅力。
全体除去の宿命として自爆の危険性はあるが、アーティファクトを採用しない、あるいは破壊不能を持つものを採用すれば良いため、大した問題にはならない。
マナ・コストや効果を見ると神の怒り/Wrath of Godと類似点が多いのが興味深い。アーティファクト・クリーチャーが主力となるような環境であれば、メタゲーム次第で選択する余地もあるだろう。親和に対して圧倒的な強さを誇るため、第6版時代のエクステンデッドやモダンではサイドボード候補。
- 赤の類似カードには、ピッチスペル版の粉みじん/Pulverizeや除去範囲が縮小された粒化/Granulateがある。また汚損破/Vandalblastは、粉砕の嵐が1マナ重くなった代わりに軽い単体除去モードを備えたものとと捉えることもできる。
- 第5版まではアンコモンだったが、第6版でレアに格上げされた。当時はこのことに関して不評の声もあった。その後、第10版では再びアンコモンとして再録されている。
- 緑になると忍び寄る腐食/Creeping Corrosionとなり、こちらは再生を許す。ちなみにレアである。
参考
- リセットカード
- カード個別評価:アンティキティー - アンコモン1
- カード個別評価:第10版 - アンコモン
- カード個別評価:第6版 - レア
- カード個別評価:第5版 - アンコモン
- カード個別評価:リバイズド・エディション - アンコモン