過ぎ去った季節/Seasons Past

提供:MTG Wiki

2016年11月7日 (月) 22:55時点におけるブラー (トーク | 投稿記録)による版
移動: 案内, 検索

Seasons Past / 過ぎ去った季節 (4)(緑)(緑)
ソーサリー

あなたの墓地からマナ総量が互いに異なるカードを望む枚数あなたの手札に戻す。過ぎ去った季節をオーナーのライブラリーの一番下に置く。


に時々現れる、墓地カードを豪快に回収するソーサリー。これはなんと好きなだけ手札に戻せるが、それぞれの点数で見たマナ・コストが異なる必要がある制限つき。

普通にデッキ構築すればマナカーブを意識して点数で見たマナ・コストもある程度散らばるため、3~4枚程度を回収することはそう難しくないだろう。注意したいのは、それらができるだけ均等に墓地に落ちるようにすることと、軽量カードでも終盤に腐ることがないようなものを選ぶことか。

問題となるのはその重さ戦場などには一切干渉しないため、下手をすると回収したカードを使い切る前に敗北してしまうこともありうる。そのためゲーム序盤を耐え切る工夫が必要となる。後述するサーチカードとの兼ね合いも考えると、除去を擁するが相方として考えられる。

解決時にライブラリーの一番下に戻るため、たとえば「過ぎ去った季節2枚を使ってお互いを回収する」ということはできなくなっているが、その代わりに闇の誓願/Dark Petitionのようなサーチカードとの相性が良くなっている。サーチカードで過ぎ去った季節を探し出し、過ぎ去った季節で墓地のサーチカード(+他のカード)を手札に戻し……を繰り返してハンド・アドバンテージを稼ぐことができる。

スタンダードでは上記のコンボを組み込んだ黒緑コントロールプロツアー「イニストラードを覆う影」トップ8に食い込み、季節コントロールとしてトーナメントの一角を飾った。

  • 点数で見たマナ・コストが0のものも選べる。登場時のスタンダードでは土地ぐらいだが、フォーマットが広がれば悪用の幅も広くなるだろう。
  • 性質上、同じカードを2枚以上同時に回収することはできない。この点は似た役割のカードを複数種類に散らすことで補える。

参考

QR Code.gif