ネファリア/Nephalia
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ネファリア/Nephaliaはイニストラード/Innistradの既知の大陸における、4つの州の1つ。
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概要
大陸の沿岸部に位置する、海に面した州。多くの港町を抱えている。海岸沿いの地域には潮の干満に合わせて霊魂の霧ネベルガスト/Nebelgastが押し寄せ、生者を脅かす。吸血鬼が木の杭などの武器の材料をなくしてしまうべく数少ない森林を破壊したため、現在では樹木はほとんど存在しない。
商取引が活発に行われる商業地帯となっている。ガヴォニー/Gavonyがアヴァシン教会/The Church of Avacynの庇護の下で発展した州であるのに対し、こちらは交易によって栄えた州であり、一部の町はスレイベン/Thrabenよりも人口密度が高い。メツァラー/Metzalarと呼ばれる商人たちの連合がこの地の経済を支配している。また、中には違法な品物や人間そのものを売買する者もいる。
地理
- ヘイヴングル/Havengul
- ネファリアで最大の港町。シルブールリンド川/The Silburlind Riverの河口に位置している。
- エルゴード訓練場/Elgaud Grounds
- ヘイヴングルにあるアヴァシン教会の派遣団の施設。新入りの聖戦士を鍛え、「アヴァシンの武器/Arms of Avacyn」として送り出している。空翔ける黄金夜/The Flight of Goldnightの本拠地でもある。
- ドルナウ/Drunau
- 吸血鬼の流城(ストロムカーク)/Stromkirk家が荘園を構える港町。
- セルホフ/Selhoff
- オスピド川/The River Ospidの河口の三角州上に位置する霧深い静かな港町。ネベルガストが最も活発な地域であり、そのエネルギーを利用する錬金術師が集まっている。セルホフの支配者階級は他の町と違い塔や尖塔に居住し、この町は「セルホフの尖塔群/The spires of Selhoff」とも呼ばれる。
- モークラット/The Morcrut
- セルホフ周辺に広がる沼地。引き取り手のいない死体の廃棄所となっており、危険なバンシーやその他の幽霊が徘徊し、グール呼び/Ghoulcallerでも滅多に足を踏み入れない。
- エルドワル/The Erdwal
- 口語的には「どぶ/The Ditch」と呼ばれる地下通路網と溝。元々はゾンビや狼男の攻撃を防ぐために作られた壕は、現在では不法な物品の取引が行われる地下商業地帯と化している。アヴァシン教会も、これら壕の中で行われることには干渉しない。
- ジェンリクの塔/Jenrik's Tower
- 銀の砂浜に建てられた高い塔。天文術士ジェンリク/Jenrikの謎めいた研究の場である。また、プレインズウォーカー/Planeswalkerのタミヨウ/Tamiyoもここに滞在している。
登場
登場カード
カード名に登場
- イニストラード
- ネファリアの溺墓/Nephalia Drownyard
- 闇の隆盛
- ネファリアの海鳶/Nephalia Seakite
- アヴァシンの帰還
- ネファリアの密輸人/Nephalia Smuggler
- 統率者2013
- ネファリアの災い、ジェリーヴァ/Jeleva, Nephalia's Scourge
フレイバー・テキストに登場
- イニストラード
- 不可視の忍び寄り/Invisible Stalker、戦墓のグール/Diregraf Ghoul、グール起こし/Ghoulraiser、心なき召喚/Heartless Summoning、骸骨の渋面/Skeletal Grimace、霊捕らえの装置/Geistcatcher's Rig、ネファリアの溺墓
- 闇の隆盛
- スキフサングの詠唱/Chant of the Skifsang
- アヴァシンの帰還
- 霧鴉/Mist Raven、いかづち/Thunderbolt
登場記事
- The World of Innistrad/イニストラードの世界(イニストラードミニサイト)
- A Planeswalker's Guide to Innistrad: Introduction/プレインズウォーカーのためのイニストラード案内 序説(Savor the Flavor、文:Magic Creative Team、訳:若月繭子)
- A Planeswalker's Guide to Innistrad: Nephalia and the Undead/プレインズウォーカーのためのイニストラード案内 ネファリアとアンデッド(同上)