練達の育種師、エンドレク・サール/Endrek Sahr, Master Breeder
提供:MTG Wiki
Endrek Sahr, Master Breeder / 練達の育種師、エンドレク・サール (4)(黒)
伝説のクリーチャー — 人間(Human) ウィザード(Wizard)
伝説のクリーチャー — 人間(Human) ウィザード(Wizard)
あなたがクリーチャー呪文を唱えるたび、黒の1/1のスラル(Thrull)・クリーチャー・トークンをX体生成する。Xはその呪文のマナ総量である。
あなたが7体以上のスラルをコントロールしているとき、練達の育種師、エンドレク・サールを生け贄に捧げる。
スラルの創造主にして、漆黒の手教団/Order of the Ebon Handが破滅する原因となった人物が登場。かなり爆発力のあるトークン生成能力を持つ。
適当なクリーチャーを唱えるだけで大量のおまけがくっついてくる事になり、アドバンテージ面での利益は大きい。しかしトークンを出しすぎると自滅してしまうペナルティ能力が少々厄介。
主に、工夫して長持ちさせるか、気にせず使い捨てにしてしまうか、二つの方向性が考えられる。前者であれば、病に倒れたルサルカ/Plagued Rusalkaなどの生け贄に捧げる手段と併用してトークンの数を調節したり、大クラゲ/Man-o'-Warなどでエンドレク・サールをバウンスすることでペナルティを回避したり、あるいは奸謀/Conspiracyでスラル以外を指定することで際限なしにトークンを増やしたり。後者であれば、限界ギリギリの5体までトークンを出しておき、最後にファッティを出して大量の水増しを狙いたい。
リミテッドでは回りだすと非常に強力なカード。多数のブロッカーが出るほか、終盤では大量のスラルで対戦相手を圧殺できる。相手にする場合は、クリーチャー呪文を唱えられてしまう前になんとか対処したい。
- 不吉の月/Bad Moonを出しておくと強力なトークンが出てくる。
- 大量展開を狙う場合には、点数で見たマナ・コストよりも軽いコストで唱えることができるクリーチャー・カードと相性が良い。スタンダードに限っても、召集や待機や想起などが挙げられる。
- 死者の王、ドラルヌ/Dralnu, Lich Lordなど大量に生け贄を消費するカードのサポート役などにも便利かもしれない。
- 2つ目の能力は、この効果で生み出されたものでないスラルも数える。ラヴニカ・ブロックのトークンでないスラルや多相を持つクリーチャーに注意。
- ちなみにストーリー上では、彼はスラルに殺されたわけではなく、デレロー/Derelorを作成した事によって教団に処刑されている。