明滅
提供:MTG Wiki
明滅/Flickeringとは、アヴァシンの帰還に登場したメカニズム。何かを追放した後、それを戦場に戻すという行為を指す。
目次 |
解説
それまで主に白のカードに多く存在したパーマネントを一時的に追放する能力、俗に言う「ちらつき」能力をメカニズム化したものである。この能力にはちらつき/Flickerや一瞬の瞬き/Momentary Blinkが該当している。
過去の同種のカードと違い明滅では、追放されたパーマネントはオーナーのコントロール下ではなく、現在のコントローラーのコントロール下で戦場に戻すように変更されている。これにより一時的に対戦相手から奪ったパーマネントのコントロールを、自分の下に固定するという使い方が可能になった。
ルール
- 追放されたパーマネントはまったく新しいオブジェクトとして戦場に戻る。それは以前のパーマネントの記憶を持たず、関連もしていない。
- 効果に特に指示がないかぎり、パーマネントはアンタップ状態で戦場に出る。クリーチャーは最も近いあなたのターンの開始時から続けてあなたのコントロール下に置かれるまで、それでは攻撃できず、また起動コストにを含むそれの起動型能力を起動することはできない。また、両面カードは正面を表にして戦場に出す。
- 戦場を離れるパーマネントにつけられているオーラはすべて、次の状況起因処理のチェック時にそのオーナーの墓地に置かれる。戦場を離れるパーマネントにつけられている装備品はすべて、つけられていない状態になって戦場に残る。戦場を離れるパーマネントの上に置かれているカウンターはすべて消滅する。
- トークン・クリーチャーが追放された場合、それは消滅し、戦場には戻らない。
- 組になったクリーチャーが追放された場合、組は解消される。しかし、そのクリーチャーが再び戦場に出ることで、それの結魂能力(またはそれと組になっていたクリーチャーの結魂能力)は再び誘発する。そのクリーチャーは、追放前に組になっていたクリーチャーと組になることもあれば、他のクリーチャーと組になることもある。
- (反逆の行動/Act of Treasonなどの能力などによって)一時的にあなたがコントロールを得たクリーチャーが追放されてあなたのコントロール下で戦場に戻った場合、あなたはそのクリーチャーを永続的にコントロールする。
該当カード
- 雲隠れ/Cloudshift
- 修復の天使/Restoration Angel
- 狙い澄ましの航海士/Deadeye Navigator
- 幽霊のゆらめき/Ghostly Flicker
- ネファリアの密輸人/Nephalia Smuggler
- 妖術師の衣装部屋/Conjurer's Closet