カルシダーム/Calciderm

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緑の強力クリーチャー、ブラストダーム/Blastodermがタイムシフトして白くなった。 それに伴い、消散の代わりに消失を手に入れている。「消散3」と「消失4」で数字は違うが、場に残れる期間は同じ。

マスクス・ブロックから時代は流れたが、4マナ5/5アンタッチャブルと言うスペックは今見ても十分ぶっ壊れている。 流石にレアリティは格上げされたものの、それでもアンコモンなのが実に嬉しい。 かつてファイアーズで環境を席巻した際の相方であるヤヴィマヤの火/Fires of Yavimayaは失ったが、単体でも十分な脅威である。

かつて青使いの間にあった格言、「ダームは1匹は通せ」の悪夢再来となるだろうか？

• 倍増の季節/Doubling Seasonをコントロールしていれば、ブラストダーム/Blastodermよりも少し長く場に残れる。
• 開門クリーチャーがブラストダーム/Blastodermを戻して使い回していたのと同様、次元の混乱の救出カードで文字通り救出してあげると、時間カウンター4個の状態からまた使い回すこともできる。
• ブラストダーム全盛の時代、青使いはそれ1匹の為に白をタッチし神の怒り/Wrath of Godを撃つ事を余儀なくされた。

次元の混乱が参戦した現在において、今度は黒をタッチし滅び/Damnationを撃つ光景が見られるようになるのかもしれない。

• 色が白くなったことで逆にコントロール型のデッキが自ら使いやすくなっている点も見逃せない。

参考

• カード個別評価：時のらせんブロック