邪悪を打ち砕く/Destroy Evil
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インスタント
以下から1つを選ぶ。
・タフネスが4以上であるクリーチャー1体を対象とする。それを破壊する。
・エンチャント1つを対象とする。それを破壊する。
エンチャントかタフネス4以上のクリーチャーを破壊できるインスタント。
タフネス4以上のクリーチャーは重いものが多いため、それを2マナで除去できることによりテンポ・アドバンテージを取りやすい。もう一つのモードも比較的触れにくいパーマネント・タイプであるエンチャントを除去できるため役立つ。とはいえ、いずれの対象も入っていないデッキにはとことん入っていないものなので、メインデッキから採用できるかはメタゲームに依るところが大きい。
団結のドミナリアのリミテッドでは各色に自身のコストを下げられるコモンの大型クリーチャーが存在することもあって、1つ目のモードの対象に遭遇しやすい。2つ目のモードも白の優秀な除去である市民の拘束/Citizen's Arrestへの対策になる。一方、ウィニーで固めたデッキも多く、腐る対面もそれなりに存在するため、採用枚数は1枚から2枚程度に抑えるのが吉。
登場時のイニストラード:真夜中の狩り〜機械兵団の進軍:決戦の後に期のスタンダードにおいてはエスパー・ミッドレンジ対策にエスパー・ミッドレンジ自身を含む白入りのデッキに採用される。策謀の予見者、ラフィーン/Raffine, Scheming Seer、黙示録、シェオルドレッド/Sheoldred, the Apocalypse、婚礼の発表/Wedding Announcementなどが主な目標である。マジック:ザ・ギャザリング ジャパンオープン2022の優勝デッキのように、メインデッキから採用されることもある[1]。イニストラード:真夜中の狩り〜サンダー・ジャンクションの無法者期では破壊必須エンチャントに忠義の徳目/Virtue of Loyaltyも加わりメインデッキ入りが多くなる。イクサラン:失われし洞窟では除去範囲が広い失せろ/Get Lostが登場するも、デメリットがあるためこちらを続投するデッキが多い。
パウパーでも、カウ・ゲートやジェスカイ・エフェメレイトなどのコントロールデッキに採用される。
- 既存のカードに例えれば日金の連射/Sungold Barrage+啓蒙/Demystifyといったところである。
- タフネス4以上破壊+他のモードのインスタントという点では勇敢な姿勢/Valorous Stanceにも近い。登場時のスタンダードでは同居している。
- イラストで破壊されているのは隠れ潜む邪悪/Lurking Evil(イラスト)。
脚注
- ↑ マジック:ザ・ギャザリング ジャパンオープン2022 トップ8デッキリスト(スタンダード)(MTG日本公式 卯月祐至のデッキ参照)